こんばんは。。
昨夜、「環のたしなみーエチオピア・グジG1の25gレシピとドリップバックの淹れ方」を配信しました。
エチオピア・グジG1のDrip$25gレシピとドリップバックレシピを検証することが目的だったのですが、
連日、配信してます「Best Of Panama2015 ロス・ラホネス・エヴァ ナチュラル」の淹れ方もおさらい配信しました。
【動画:Drip$25gレシピとドリップバックの淹れ方まとめ(Best Of Panama2015ロス・ラホネス・エヴァ ナチュラル、エチオピア・グジG1編)】
ことの発端は、「Best Of Panama2015 ロス・ラホネス・エヴァ ナチュラル」の試飲、Drip$25gレシピを検証している時の事。。
これまでのDrip$25gレシピ通りに抽出した珈琲から雑味を感じたのです。
原因は、Drip$の注湯量が少なくなったため、抽出時、珈琲の層の表面まで水位が上がらず(珈琲の粉全体が湯に浸かったヒタヒタ状態にならず)、
湯に浸かっていない粉が過抽出になり雑味が溶け出していたのです。
Drip$の注湯量はシリコンチューブの長さに個体差があったため、統一されていませんでした。
Drip$のシリコンチューブの長さを統一し、注湯量をすべて統一することで、ドリップバックを美味しく淹れられるようにはなったのです。
その2次被害と言うべきことなのですが・・
加えて、珈琲の豆や焙煎度合いによって、炭酸ガス量と抜け具合が違います。
今回の「Best Of Panama2015 ロス・ラホネス・エヴァ ナチュラル」と「エチオピア・グジG1」は炭酸ガスの抜けが非常に良く、
湯の通りが非常に良いのです。
完全にガスが抜け、湯の通りが良いと粉に湯が留まらず、湯量が一定のDrip$ではヒタヒタ状態を作ることができません。
(ドリップポットを使用している場合は、淹れる人が湯量を増減させ、ヒタヒタ状態を作るのです。)
粉全体が湯に浸る(ヒタヒタ)状態を作るには、粉の粒度を細かくし、湯通りに抵抗を作ることが最も簡単な方法です。
ですが、粉の粒度を合わせることは、ミルにより調整メモリが異なるため、抽出初心者には難易度が高いこと。
そこで、当店では、蒸らし時間を豆毎に変えることで、残存ガスを調整し、湯通りにヒタヒタ状態が出来る程度の抵抗を作ることにしました。
「Best Of Panama2015 ロス・ラホネス・エヴァ ナチュラル」と「エチオピア・グジG1」は、
検証した結果、蒸らし時間:4分が最適です。
更に、湯通りが良い豆は、ドリップバックでも過抽出が起きることが判り、ドリップバックの淹れ方も豆毎に蒸らし時間を変えることにしました。
「Best Of Panama2015 ロス・ラホネス・エヴァ ナチュラル」と「エチオピア・グジG1」は、
ドリップバックも蒸らし時間:4分が最適です。
今のところ、「25gレシピとドリップバックの蒸らし時間は同じ」で美味しく抽出できると考えています。
どういう豆が蒸らし時間を短くするのか、逆に長くする必要があるのかという傾向は
今後販売する珈琲で統計をとり、掴んでいきたいと思います。
今後も販売する珈琲は、25gレシピ、ドリップバックレシピで香味を確認して、「誰でも簡単に美味しい」を実現していく所存です。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
【最新のレシピ】
淹れ方は、「DRIP」→「淹れ方まとめ」にまとめ、これからも更新していきたいと思います。
【Best Of Panama 2015 PA-TN-08 Los Lajones Natural Lot Eva】
200g
お試し50g
こちらも販売開始して、好調なスタートです!!今年の夏はモカが熱い!!
【夏季限定 アイス珈琲 Mochaの夏】
【エチオピア・コチャレ・ナチュラル】
※インスタグラム始めました。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
毎日1枚、写真をアップしてます。
【インスタグラム】
http://instagram.com/dfr_tamaki