【イベント記念企画】Guatemala9 200g
内容量:Guatemala9 200g
原材料:
グアテマラSHB、
エクセルマウンテン、
ウェウェテナンゴSHB、
フローレンシア・ブルボン、
ゴールデンパレンシア、
アンティグア・アゾテア農園・ブルボン、
アンティグア・ポルタル農園、
アンティグア・レタナ農園、
フライハーネス・アグアブランカ
「グアテマラ選び」
看板ブレンドの環ブレンドに使用しているグアテマラが農園主の世代交代により、大剪定されたため、
今年度より3年間は入荷がなくなります。
そこで、新しいグアテマラ探しをすることになりました。
色々と取り寄せてテスト焙煎を始めています。
そんな中、取り寄せたグアテマラをすべてMixしたら、「どんな香味になるのか?」という興味がわきまして、作ってみることになりました。
そして、6月25日に開催される「コーヒーを好きということ」という焙煎担当:中川が主役のイベントで
グアテマラの珈琲を提供することが決まっていましたので、その場で皆様に試飲する試飲して頂くことに致しました。
1回目の焙煎は、中深煎りにしてみました。
生産エリアも品種も異なる9種のグアテマラをMixしていますが、
品質が高い豆が揃っているため、雑味はなく、非常にクリアでスッキリとした喉越しでした。
ホットでもガブガブ飲めてしまいそうに飲みやすさで、夏場の冷房が効いた部屋に最適な軽いテイストでした。
中米らしい中庸さは出せましたが、珈琲の香味に幅がなく物足りなさを感じました。
そこで、重厚感と味幅を持たせる為に、2回目の焙煎は、1回目より若干、深めの焙煎度
(焙煎方法を変えて、焙煎終了温度で2℃、焙煎時間で7秒)にすることにしました。
そして、1回目と2回目の珈琲を半々でブレンドしたのが、本商品です。
熱い内は爽やかなグアテマラらしい酸味が感じられる軽やかなテイスト。
冷めていく内にブラウンシュガーのような甘苦さが増し、珈琲に深みが出ます。
焙煎度合の違う珈琲をブレンドしたことにより、表情豊かで奥行きのある香味になっただけでなく、
香味の変化に富む珈琲に仕上がりました。
特に、焙煎度を若干、深めた珈琲をブレンドしたことにより生まれた「冷めた時の甘さ」が印象的です。
中米らしい中庸で上品な珈琲から重みと深みのある甘い珈琲に変化する様は、非常に面白いです。
一杯をゆっくりと時間を掛けて、香味が変化する様をお楽しみくださいませ。
【動画:Guatemala9 本焙煎1回目】
【動画:Guatemala9 本焙煎2回目】