こんにちは。。
昨夜の週刊フレーバーで環からの挑戦状「利き珈琲セット」の攻略ヒントを探りました。
このヒントで、グ~ンと簡単になりました!!
もっとも、放送内で抽出が失敗した「La Casa」については、ヒントが少ない分、ちょうど良い難しさとなったかなと思います。
全問正解出来るかどうかのポイントは、「La Casaを当てられるか?」です。
更にヒントが欲しい方のために、このページ最下部 ↓ の「ヒント補足」を参照くださいませ。
「ヒント補足」は、珈琲の違いを見極める方法・コツですから、
珈琲屋さんや珈琲マニアの方にとっては知っておきたい、知っておいて損はないことではないでしょうか?
お正月に人が集まったら、利き珈琲でワイワイ楽しんでもらえるよう、ヒントも2枚お付けします!
笑顔溢れる新年をお迎えくださいませ。
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【ヒント補足】
まず、ドライ(湯がかかっていない乾いた粉)の状態で、可能な限り、違いを見つける。
1.色の違いを探す(目)
ハワイコナ、パルミラ(以下、浅いグループ)は焙煎度が浅いため、色が明るく、
この2個と残り4個(以下、深いグループ)では香味が大きく違います。
まずは、色の違いで2つのグループに大別しましょう。
放送をご覧になると分かりますが、微妙な明るさの違いですから、帰山人さん、焙煎担当:中川、私(長屋)で
3人とも濃さを捉え方が違いました。
照明の光の加減で見え方が変わるくらい、微妙な差です。
色の判断段階では、大別するくらいことが重要です。
2.香りの違いを探す(鼻)
浅いグループの香りは、スモーク臭を感じず、酸っぱい酸味を感じる香りがします。
酸味の香りの中にナッツのような香りも感じ、香りが強い方が、ハワイコナ。
香りが弱く、甘い香りを伴うのが、パルミラ。
深いグループの香りは、スモーク臭と香りの質、強さの違いを見つけるのがポイントです。
スモーク臭が最も強いのが、環ブレンド。(所謂、深煎り特有の香りです。)
芳ばしい香りの中に漢方のようなエキゾチックで野性的な香りがするのが、コピ・ルアク。
最も香りが弱く、上品で優しい香りが、ブルーマウンテン。
残りが、LaCasaになる訳です。
と、ここまでで判別できそうですが・・
珈琲を飲んで、香味もしっかり確認しましょう。
3.香味の違いを探す(舌・鼻)
浅いグループは、香り同様、甘さを感じるかどうか?がポイントになります。
甘味を伴う優しい香味が、パルミラ。
甘味より酸味が際立ち、余韻がパルミラより長く、力強さを持っているのが、ハワイ・コナです。
深いグループは、
スパイシーで野性的な酸味と香味に力強さを感じるのが、コピ・ルアク。
優しい甘さが秀逸で、酸味がなく、最も上品な珈琲が、ブルーマウンテンNo.1.
最もスモーク臭が強く、コク・ボディが最も豊かで、香味に味幅がある珈琲が、環ブレンド。
残りがLaCasaとなる訳ですが、最も雑味がなく、クリアで透明感があるのもLa Casaの特徴です。