It's Mocha スペシャル 200g
内容:エチオピア・ゲイシャ・ゲレザG3・ナチュラル(SC16UP以上) 200g
※珈琲は、200g袋でお届け致します。
※写真はイメージです。
【Drip$ de 松屋式 25gレシピ】
珈琲粉:松屋式用粗挽き 25g
(市販の粉よりかなり粗挽きです。ミルをお持ちでない方、粗挽きに挽けない方、豆ではなく、「粉:粗挽き」でご注文されることをお薦めします。)
蒸らし時間:4分
抽出量:150cc
全量:290cc(140ccのお湯で薄める。※濃さはお好みで薄める湯量で調整してください。)
【動画:「大人のたしなみ」Drip$ de 松屋式 25g レシピ淹れ方】
【動画:It’s MochaとBlend燦の本焙煎試飲】
【Drip$の淹れ方】
※Drip$で松屋式の基本的な淹れ方をまとめました。
【エチオピア・ゲイシャ・ゲレザG3・ナチュラル】
生産国 :エチオピア
エリア :グジ
農園 :ゲレナ農園
生産者 :Israel Degafa
標高 :1,350 – 1,600 m
品種 :ゲイシャ(SC16UP)
生産処理:ナチュラル
【動画:エチオピア ゲイシャ・ゲレザG3・ナチュラルテスト焙煎】
【動画:エチオピア ゲイシャ・ゲレザG3・ナチュラルテスト焙煎試飲】
【動画:エチオピア ゲイシャ・ゲレザG3・ナチュラル本焙煎】
「ゲイシャフレーバーを最大限引き出した It’s Mocha 」
It’s Mochaレギュラーでもご説明した通り、エチオピア産ゲイシャはゲイシャフレーバーが弱く、
残念ながら、当店の基準では「ゲイシャ」として販売できるものではありませんでした。
※以下、It’s Mocha レギュラー参照
【It’s Mocha レギュラー】
テスト焙煎をしますと、どこかゲイシャフレーバーは感じるのですが、
ナチュラルの香味が秀逸過ぎて、ゲイシャのフレーバーを見えにくくしていると感じました。
そこで、ゲイシャフレーバーを最大限引き出すことにしたのが、「It’s Mocha スペシャル」です。
まず、ハンドピックした生豆をスクリーン選別で、ゲイシャフレーバーが強い大粒のみを集めました。
使用することにしたのは、スクリーン16以上です。
次に、焙煎は、ゲイシャの焙煎ポイントである「15分以内(14分45秒)に、極力、焙煎度を深くする」を守り、
極力、甘味を引き出し、極力、酸味を残し、甘味と酸味のバランスに注力しました。
その後、通常であれば、焙煎豆を1回ハンドピックして完成なのですが、
今回は、より雑味のない透明な香味にするため、ハンドピックを2回致しました。
雑味は香味を阻害します。クリアになればなるほど、香味は明確に感じられます。
よりゲイシャを強く感じられるよう、更に、焙煎豆でもスクリーン選別をして、
スクリーン20以上の大粒に集約しました。
加えて、スクリーン選別をしながら、欠点豆がないか、3度目の検品を兼ねてしました。
まとめますと、
通常:生豆ハンドピック → 焙煎 → ハンドピック
今回:生豆ハンドピック → スクリーン選別 → 焙煎 → 1回目ハンドピック → 2回目ハンドピック → スクリーン選別&3回目ハンドピック
となります。
その甲斐あって、ゲイシャフレーバーを明確に感じられる珈琲が出来上がりました。
珈琲のカップに口を近づけると、立ち登る香りは、ジャスミンを想わせるフラワリーな優しい香り。
口にすると、完熟ブラックベリーのような甘酸っぱさが広がり、
飲み干すと、かすかな苦味の後味と戻り香の余韻は、紅茶テイスト。
冷めれば冷める程、ナチュラル香が豊潤さを増し、円熟味を帯びてくる。
パナマ産ゲイシャのパワフルな香味とは対照的に、
総じて優しい香味の中にシダモエリアの高品質なナチュラル香が輝る
「上品なゲイシャ」が出来上がりました。
是非とも、「It’s Mocha レギュラー」と比較して、ご堪能くださいませ。