こんばんは。。
久しぶりに散歩がてら近所の珈琲屋さんの珈琲を飲んでみました。。
休憩にタリーズやドトールといった大手チェーン店に入ることはあっても、
ここの所、「珈琲屋」さんに入ることがなかったので新鮮でした。
お店は思っていたより狭く、平日昼間でも混んでまして・・
珈琲はテイクアウトすることに。。
目の前でドリップしてくれるので、ドリップの様子をみていると待ち時間もあまり苦にならずにいれました。
カルボニック・マセレーション(個人的には、「マセラシオン」の言い方が好きだけど)精製のエチオピアをオーダー。。
ドリッパーに入れられた珈琲の色を見て、「浅い」と思い、この時点で半分諦め、ドリップを見てました。
一投目の注湯後、スプーンで攪拌、数回に分けて注湯するパターンの抽出。。
店員さんが「最初に木苺のような酸味がして、後からココアのような・・・」等と
説明を加えて、珈琲を渡してくれました。
待っている間にも4~5名の団体さんが入ってきて、中々の繁盛ぶり。。
人気があるんだな~と思いつつ、歩きながら飲んでみました。。
一応、珈琲屋ですから、味取りはします。。
・焼けてない酸味
・焙煎はカロリー不足
・生豆は、焙煎技術をカバー出来る程のポテンシャルなし
等々、考えながら、歩いていまして・・
「例えるなら、何に似ているか?」と考える中、腑に落ちた香味表現は、「Qグレーダーのカッピングの香味」でした。。
久しぶりに浅く酸っぱい珈琲を飲んで感じたことは、2点。。
1つは、「酸っぱい珈琲が好きな人って、多いのね」ということ。
もう1つは、「美味しい酸味を提供していきたい」ということ。
フレーバーコーヒーを初めて訪問されるお客様に「どんな珈琲をお探しですか?」と聞くと、
半数以上の方が、「酸っぱくない珈琲」と答えます。
今日訪問した珈琲屋さんは、「果実の味」をウリにしているので、
恐らく、他の珈琲も浅煎りまたは、浅煎りに近い焙煎度に珈琲を仕上げていると思われます。
それでも、次から次へとお客様が来店されるのです。
西尾と東京という「場所の違い」とは思えません。
酸っぱい珈琲を好きな方は確実にいるんだなと実感しました。
なら、「当店は、どうしたいか?」と考えた時、
「美味しい酸味を提供したい」という所に考えが着地したのです。
酸味は、よく果物の酸味に例えます。
ですが、焙煎による化学変化が不十分な酸味は、「果物の酸味に例える」に値しない酸味と考えます。
当店は、「焙煎による化学変化が十分な酸味」であることが、果物の酸味に例えることの大前提です。
しっかりと焼けた珈琲でも、生豆が高品質であれば、果実味を感じる酸味はあります。
そう言った生豆のポテンシャルを測るのが、テスト焙煎です。
これからも入念にテスト焙煎をし、生豆の個性を正確に見極め、
「酸っぱくても美味しい」と喜んでもらえる珈琲を作っていきます。
酸っぱい珈琲を飲んでいたら、浅煎りの珈琲を造りたくなってきました・・
「上質は澄み渡る」の副題が、ご納得頂けます!
【ブルーマウンテンNo.1】
200g
50g
「初々しい赤ワインの余韻」をお楽しみください!バローナチョコのオマケ付
【ケニア・キアンジュキAA】
COE受賞珈琲を飲んだことがない方に「中米珈琲の香味(入門編)」としてお薦めです!
【CostaRica COE 2015 La Casa】
贅沢カフェオレにもお薦めです
【環ブレンド】
【松屋コーヒーオリジナルFlannelFilter】
【松屋コーヒーオリジナルFlannelFilter(替えフィルター)】
※インスタグラム始めました。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
毎日1枚、写真をアップしてます。
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