プライベート焙煎について

2019年4月21日

Filed under: DIARY,NEWS — nagayasachiyo @ 10:17 PM

こんばんは。。

プライベート焙煎は正式に行っていないのですが、
どうしてもというご依頼のみ、お引き受けしております。
というのも、お客様にとって、
とても不親切であり、融通の利かない「プライベート焙煎の内容」ですので、
お薦めしないのです。

そんな中、新たに注文を頂きました。嬉しいことです！！

そこで、何かと不明な点が多い「プライベート焙煎」について、
少しまとめておこうと思った次第です。

当店がお薦めしない理由が分かってもらえると思います。
そして、ご注文を頂く際、参考になればと思います。
ご依頼は、問合せフォームよりご連絡ください。
宜しくお願い申し上げます。

【プライベート焙煎】
正式に受注はしておりません。
［理由］プライベート焙煎は、焙煎機を調整するためのテスト焙煎をし、
　　　　その後、本焙煎を行うため、非常に手間がかかり、
　　　　そのための時間を割くことが出来ないからです。

どうしてもというご依頼には、プライベート焙煎をお引き受けする上で、
以下の条件を予め、ご了承頂いています。

［プライベート焙煎受注の条件］
1.納期の指定不可
　販売用珈琲をテスト焙煎するタイミングでのみ、プライベート焙煎をします。
　ですので、納期を指定することが出来ません。
　販売用珈琲をテストする日程も、予め決まっていないため、
　いつ頃、プライベート焙煎出来るかもお伝え出来ません。
　※気長にお待ち頂けるお客様しか、無理な状態です。

2.生豆の指定と生豆持込不可
　生豆のご希望や好みを事前にお聞きしておくことは出来ますが、
　プライベート焙煎を実施する際、当店より焙煎可能な生豆をご連絡し、
　その中からお選び頂くこととなります。
　ご希望にそう生豆をご提示できない場合があります。
　また、生豆持込焙煎については、その生豆の特性をつかむためのテスト焙煎をする
　時間を作ることが出来ないため、生豆持込のプライベート焙煎は致しません。
　※希望するコーヒーを焙煎出来る訳ではありません。

3.焙煎度
　焙煎度によって、お引き受けできない場合があります。
　「極力浅い焙煎」「極力深い焙煎」をご希望されても、
　ある一定の焙煎度より浅い焙煎、ある一定の焙煎度より深い焙煎は致しません。
　「当店が美味しい」と判定する範囲内で焙煎致します。

　一般に表現される「ライト」「シナモン」という焙煎度について、
　当店では、1ハゼの始まりや1ハゼピーク前に焙煎を終了することは致しません。
　［理由］焙煎はハゼにより香味が生成されると考えており、
　　　　　1ハゼピーク前に焙煎を終了しますと、香味が未成熟な状態となり、
　　　　「穀物臭を感じる」珈琲らしくない珈琲となるからです。
　　　　「穀物臭を感じる珈琲」を当店では香味が未成熟な珈琲と考えているからです。

　極力、深い焙煎についても、同様で、当店が美味しいと判断する範囲内でしか、
　焙煎致しません。

4.生豆と焙煎度によって、お渡しする珈琲の重量が変わります。
　ディスカバリーで焙煎をします。
　焙煎度によって、出来上がり量が変わります。
　香味確認用試飲分の珈琲を除き、ディスカバリー1回分の珈琲をお渡しします。
　お渡しする珈琲の重量は、焙煎度で変わりますが、おおよそ250g~270gくらいです。

5.生豆によって、料金が変わります。
　生豆の価格によって、焙煎料金が変わります。
　※時価とお考えください。

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