ひとりごとー生豆屋こそ、焙煎の腕を上げた方が良い!!

こんにちは。。
 

昨日までの5回のカッピング会で感じたことを少々。。
 

今年は、精力的にカッピング会に参加しているのですが、その中で気になったこと。。
それは、香りが出来ていないカップが多いということ。。
特に、ゲイシャの特有な香りがほとんど感じられないのです。
まともに感じられたのは、数カップのみ。。
 

5回のカッピング会で毎回、何かしらのゲイシャのカップが登場しました。
 

最初の内は、生豆のポテンシャルがなく、香りがしないのかなと思っていました。。
しかし、カッピング会を重ねる内に、「もしかすると、焙煎に問題があるのかも?」という
疑いが強くなってきました。
 

そして、昨日のホンジュラスCOEのカッピング会で疑いがやや確信に近づいてきました。。
ホンジュラスはパーカスの生産が多い国です。
昨日も30ロット中、11ロットがCOEを受賞していました。
 

パーカスは大粒の豆です。ゲイシャもパナマ産は大粒の豆です。
どちらも一般的な生豆より通常、カロリーを強めにかけないと香りは出来ません。
 

私が問題にしているのは、
生焼けや所謂、ベイクドと言われる、明らかに焙煎に問題があって香りが出来ていないという事ではありません。
 

生豆に火は通っている(生焼けではない)けど、若干、カロリーが足りなくて、
香りが完全に華開いていない不十分な状態のことを言います。
 

ゲイシャは香りが命ともいうべき珈琲ですから、この若干のカロリー不足がその生豆の評価に関わるのです。
このカロリー不足による香りがする場合は、欠点豆が混入した時に感じる苦味に似た香味を感じます。
その苦味自体は、上手く焙煎すれば、しないだろうと予想出来ますし、カッピング時に補正は出来ます。
 

でも、昨日のように未経験の品種は、香りが完全に華開いたら、どんな香りになるのか?は分かりませんし、
ゲイシャのように焙煎経験のある豆でも、香りが完全に華開いた時、どこまで強く引き出せるか?は
カロリー不足の香りからは予想が付かないのです。
 

もう暫くカッピング会は続きます。
COEの上位受賞は、ゲイシャが受賞しているはずですから、
自分が抱いている疑問(焙煎の問題なのか?それとも、生豆の品質が低いのか?)を見極めていきたいと思います。
 

長くなりましたが、
生豆屋さんが上手く焙煎出来るようになると、生豆屋さんの売り上げも上がるのではないか?と
最近、妄想しつつ、
 

「生豆屋こそ、焙煎の腕を上げた方が良い」などと、思った次第です。
 
 

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