交響曲第1番「Mocha」 200g
内容:交響曲第1番「Mocha」 200g
原材料:
エチオピア・ゲレザG3[スクリーン14以下]、
エチオピア・コチャレ・ナチュラル、
Mocha MIX、
・エチオピア・コンガG3
・エチオピア・チェレレクトG1・ナチュラル
・エチオピア・イルガチェフェ・ウォッシュド
エチオピア・グジG1・ナチュラル
※珈琲は、200g袋でお届け致します。
※写真はイメージです。
【Drip$ de 松屋式 25gレシピ】
珈琲粉:松屋式用粗挽き 25g
(市販の粉よりかなり粗挽きです。ミルをお持ちでない方、粗挽きに挽けない方、豆ではなく、「粉:粗挽き」でご注文されることをお薦めします。)
蒸らし時間:4分
抽出量:150cc
全量:300cc(150ccのお湯で薄める。※濃さはお好みで薄める湯量で調整してください。)
【動画:「大人のたしなみ」Drip$ de 松屋式 25g レシピ淹れ方】
【動画:モカ5種の本焙煎試飲】
【Drip$の淹れ方】
※Drip$で松屋式の基本的な淹れ方をまとめました。
「心に響く甘い旋律」
今年の秋は、「エチオピア・モカ尽くし」です。
というのも、同一生産国の珈琲を焙煎度違いでブレンドして、香りが華やかで香味幅が広いブレンドを作ってみたいというのが原点です。
目指すのは、「交響曲のような珈琲」です。
交響曲(シンフォニー)とは、
「管楽器、弦楽器、打楽器の編成による管弦楽団、つまりオーケストラによって演奏される多楽章からなる楽曲のこと。」
オーケストラを構成するのは、品種や生産地域が異なる珈琲。
交響曲を構成する楽章が、焙煎度。
ブレンドすると1つの楽曲(交響曲)となる。
香味が流れるように変化するけど、珈琲としては1つにまとまっているブレンドが造り出せないか?というのが、
ブレンドのコンセプトです。
用意したコーヒーは、以下の4種類。(各珈琲の詳細な情報については、以下の商品ページをご覧ください。)
【エチオピア・グジG1・ナチュラル】[中煎り]
【Mocha MIX】[中深煎り]
【エチオピア・ゲレザG3[スクリーン14以下]】[中深煎り]
【エチオピア・コチャレ・ナチュラル】[深煎り]
焙煎度は、それぞれの豆の香味特性にあった焙煎度で仕上げました。
上が本商品。下は、左から右へ焙煎度が浅くなります。
左から、コチャレ・ナチュラル(深煎り)、ゲレザG3(中深煎り)、Mocha MIX(中深煎り)、グジG1・ナチュラル(中煎り)。
甘酸っぱく果実味溢れる香りが特徴のグジG1ナチュラルは中煎りに
チェレレクトG1ナチュラル、コンガG3のナチュラルとイルガチェフェG1ウォッシュドは甘味と酸味のバランスが良い中深煎りに
洗練されたモカ香が綺麗なゲレザG3は香りが洋酒香に変化する中深煎りのやや深めに
パワフルで洋酒香が強いコチャレ・ナチュラルは深煎りに
焙煎しました。
そして、ゲレザG3をベースにブレンドしたのが、本商品です。
珈琲からは、先ず、コチャレ・ナチュラルの洋酒香が香ってきます。
口にすると重過ぎず軽過ぎないMocha MIXのモカらしい芳醇な甘い円やかな香味が拡がります。
飲み干す頃、グジG1ナチュラルが顔を出し、爽やかな酸味で珈琲は甘さを増しつつ、
スッキリとした印象に変わります。
戻り香にゲレザG3のゲイシャらしい柑橘系の余韻を微かに放ち、珈琲を上品に締めくくります。
単一品種、単一焙煎では決して味わうことが出来ない「流れるような甘い旋律」のブレンドが完成しました。
どうぞ、お楽しみくださいませ。
今後、「交響曲シリーズ」では、同一産地の品種・焙煎度違いによるブレンドで
・1つにすることで複雑な香味が生まれる
・香味の経時変化に富む
等々、実現出来ないか、試行錯誤していきたいと考えています。
今後の交響曲シリーズもお楽しみに。。