Blend Nero 200g
ダイソーコーヒーミル用ハンドル(改良版)をご希望の場合は、
ご注文時に備考欄へ「ダイソーコーヒーミル用ハンドル(改良版)希望」と
必ず、ご記入ください。
内容:Blend Nero 200g
原材料:
ボリビア・セベリーノ・サンガ[深煎り]
ボリビア・コパカバーナ・ジャバ[中煎り]
エクアドル・サンタロサ・シドラ[中煎り]
※珈琲は、200g袋でお届け致します。
【Drip$ de 松屋式 25gレシピ】
珈琲粉:松屋式用粗挽き 25g
(市販の粉よりかなり粗挽きです。ミルをお持ちでない方、粗挽きに挽けない方、豆ではなく、「粉:粗挽き」でご注文されることをお薦めします。)
蒸らし時間:4分
抽出量:150cc
全量:300cc(150ccのお湯で薄める。※濃さはお好みで薄める湯量で調整してください。)
【動画:Drip$ de 松屋式 25g レシピ淹れ方】
【動画:Tamaki 2020 Second の試飲】
【Drip$の淹れ方】
※Drip$で松屋式の基本的な淹れ方をまとめました。
【ボリビア・セベリーノ・サンガ(深煎り)】
詳細については、以下の商品ページをご参照ください。
【ボリビア・コパカバーナ農園・ジャバ】
詳細については、以下の商品ページをご参照ください。
【エクアドル・サンタロサ農園・シドラ】
生産国 :エクアドル
エリア :ピチンチャ県 ナネガル
生産者 :エドゥアルド・ロモ
標高 :1300m
品種 :シドラ
生産処理:ウォッシュド
カッピングプロファイル:レッドアップル、オレンジ、ブライトシトリック、ブラックティー、チョコレート、スムースマウスフィール
【動画:ボリビア・セベリーノサンガ テスト焙煎】
【動画:ボリビア・コパカバーナ農園・ジャバ テスト焙煎】
【動画:エクアドル・サンタロサ農園・シドラ テスト焙煎】
【動画:ボリビア テスト焙煎試飲】
【動画:エクアドル テスト焙煎試飲】
【動画:ボリビア・セベリーノサンガ・Dark 本焙煎】
【動画:ボリビア・コパカバーナ農園・ジャバ 本焙煎】
【動画:エクアドル・サンタロサ農園・シドラ 本焙煎】
「BlackChocolate」
セベリーノ・サンガが、思いの外、香りが強く、質も良かったです。
これならば、ナチュラルを深煎りにした時の洋酒香も出せるかもしれないと直感しました。
逆に、エクアドル・サンタロサ・シドラが、予想以上に豆の質が悪かったのです。
そこで、急遽、セベリーノ・サンガの深煎りを使ったブレンドを作ることにしました。
目指すは、「チョコレートフレーバー」。
それも、ビターチョコレートやブラックチョコレート等と表現される「カカオ成分が多く、苦味のある甘さ控えめなチョコレート」です。
以前、SNSを見ていた所、「チョコレートと表現された珈琲は、ただ苦いだけ」という投稿を見つけました。
「チョコレート=苦い珈琲」と解釈しているのです。
珈琲屋としては、何だか寂しい気持ちになりました。
炭の様に苦い珈琲もありますが、
本当にチョコレートを感じる珈琲もあれば、美味しい苦味も存在するのです。
ということで、「チョコレート=ただ苦い珈琲」ではない珈琲を作ることにしました。
カカオ成分の多いスイートチョコレート(ミルクを使っていないチョコレートの意味)は、
後味に酸味を感じます。
その酸味をボリビア・コパカバーナ農園・ジャバで表現しました。
セベリーノ・サンガ(深煎り)の洋酒香を少し抑え、セベリーノ・サンガ(深煎り)と
コパカバーナ農園・ジャバの香味を繋ぎ、まとめているのが、エクアドル・サンタロサ・シドラです。
微かに深煎りの燻り香を感じ、落雁のような甘い香りが鼻に柔らかく抜けます。
程よい重厚感がある液体からは、カカオを彷彿する苦味が滑らかに拡がり、
飲み干すと流れるようにスッキリとした酸味の後味に出会います。
香味の質と感じる順番は、カカオをたっぷり使用したブラックチョコレートそのものです。
冷めるとセベリーノ・サンガ(深煎り)の香りが豊かになり、洋酒香にも感じます。
どうぞ、松屋式5杯抽出で経時変化もお楽しみくださいませ。
セベリーノ・サンガ(深煎り)の洋酒の様な香りは個性的で、好みが分かれます。
この香りはブレンドにより抑えられていますので、ナチュラル特有の香りが苦手な方にもお薦めです。
ブレンドで作り出した「ブラックチョコレート」の香味と良質な苦味をお試しくださいませ。
エクアドル・サンタロサ・シドラについては、昨年夏のカッピング会で確認した時より
生豆の状態が悪く、枯れ始めていました。
カッピング会の時もやや雑味がありました。
今回業務用で焙煎もしましたが、単品販売出来る香味ではなかったため、単品販売は断念しました。
「ゲイシャの次に来る品種」と注目を集めるシドラです。
また別のシドラに出会えたら、挑戦してみたいと思います。
Tamaki 2020 Secondでは、ボリビア3種、エクアドル2種の珈琲を焙煎しました。
これだけでは断定できませんが、この5種に関しては、ボリビアの方が生豆の品質が高かったです。
エクアドルについては、2種とも欠点豆が多く、香味もLow Specialtyに分類されるクォリティでした。
エクアドルについても、いつか再挑戦したいと思います。