ボリビア・セベリーノ・サンガ[中煎り] 200g

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ボリビア・セベリーノ・サンガ[中煎り] 200g

販売価格(税込)
¥3,500
在庫状態 : 売切れ

内容:ボリビア・セベリーノ・サンガ[中煎り] 200g

※珈琲は、200g袋でお届け致します。

 

※写真はイメージです。
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【Drip$ de 松屋式 25gレシピ】
珈琲粉:松屋式用粗挽き 25g
(市販の粉よりかなり粗挽きです。ミルをお持ちでない方、粗挽きに挽けない方、豆ではなく、「粉:粗挽き」でご注文されることをお薦めします。)
蒸らし時間:4分
抽出量:150cc
全量:300cc(150ccのお湯で薄める。※濃さはお好みで薄める湯量で調整してください。)
 
【動画:Drip$ de 松屋式 25g レシピ淹れ方】

 

【動画:Tamaki 2020 Second の試飲】

 
【Drip$の淹れ方】
※Drip$で松屋式の基本的な淹れ方をまとめました。
Drip$淹れ方
 
 
【ボリビア・セベリーノ・サンガ】
生産国 :ボリビア
エリア :ラパス県ユンガス地方カラナビ
農園名 :セベリーニョ・ザンガ
標高  :1,590m
品種  :85%カトゥーラ、15%ティピカ
生産処理:ウォッシュド
カッピングプロファイル:ジューシー, ライム, アプリコット, チェリー, ラズベリー

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ボリビアコーヒー生産地は南ユンガス(タケシ) 北ユンガス(カラナビ、コロイコ)
に分けられます。
もともとボリビアではアルティプラーノと呼ばれる、ラパス近郊の高原地帯が
スペイン人入植者によって開拓されました。そこは金、銀、すずなどの鉱山資源は
豊富にありましたが、4000mに近い冷涼で過酷な環境は農業には適しませんでした。
そこでアルティプラーノの住民たちは、肥沃で気温も穏やかで過ごしやすいユンガス
地域に降りてきました。
 

先にコーヒー生産が栄えたのはタケシなど、ラパスに近い場所でしたが、
よりコーヒーに適したコロイコやカラナビに産業が移ってきました。
そしてカラナビはボリビアコーヒーの首都と呼ばれ、同国コーヒーの一大集散地と
なりました。
 

チェリーは真っ赤な実だけを丁寧にセレクトピッキングし、精選工程に入り、
脱殻後もスクリーン選別、ハンドピックを行うことで品質レベルの向上を
図っています。栽培から選別工程まで一貫して丁寧に行われております。
 

 
 
【動画:ボリビア・セベリーノサンガ テスト焙煎】

 

【動画:ボリビア テスト焙煎試飲】

 

【動画:ボリビア・セベリーノサンガ 本焙煎】

 

 

「Tamaki 2020 Second、イチオシ!セベリーノ・サンガ!!」

ボリビア・エクアドルの珈琲が、当店初登場です。
 

南米と言えば、ブラジルやコロンビアが有名で、ボリビアやエクアドルの珈琲を知らない方も多いことでしょう。
 

ボリビアには、アンデス山脈の標高3000-5000mのエリアが広がっています。
東に行けばブラジルと国境を接しており、そこには熱帯雨林の低地が広がっています。
そして、コーヒー栽培はアンデス山脈の東側と熱帯雨林にはさまれた標高1000~2000mのエリアで行われており、
生産地の名前としては、カラナビやコロイコといった名前が付けられています。
 

残念ながら、生産量は減少しており、10万袋に満たない程度です。
中米で一番小さいエルサルバドルの50-70万袋と比べても圧倒的に少ないのです。
 

ですが、2004年~2009年の間に5回程、Cup Of Execellence(以下、COE)を開催されており、
知名度は低いですが素晴らしいコーヒーがあります。
 

実際、昨年、ニュークロップのカッピング会で出会ったのが、この「セベリーノ・サンガ」です。
 

コーヒーの収穫時期は、重なりますので、新豆の時期も重なり、様々な国の珈琲をカップ致します。
カッピング会では、生豆が持つ酸味等の香味を確認しやすくするため、浅煎りにした珈琲を試飲します。
 

COEを受賞するクラスのカップでは、浅煎りでも雑味を感じることが少ないのですが、
一般的にスペシャルティとして販売されている珈琲(SCAA評価で80点~85点程度)ですと
浅煎りのカッピングでは雑味を感じることがよくあります。
 

「このコーヒーをもう少し煎りを深くしたら、香味が華開くだろうか?」など、想像しながらカップする訳ですが・・
 

そんなカッピングの中、香味セベリーノ・サンガは、
「浅煎りでもほのかに香るナチュラルのような甘い香りが魅力的な珈琲」で
他の珈琲がパッとしない香味の中、この珈琲だけが異彩を放っていました。
 

生豆の情報を見ると「ボリビアの水洗式(Washed)コーヒー」とありました。
「水洗式(Washed)なのに、ナチュラルのような甘い香りがする」ことにも面白さを感じ、
即決して、購入することに致しました。
※翌日分かったのですが、セベリーノ・サンガはこのカッピング会で完売となったそうです。
 如何に素晴らしい香味をしていたか、お分かり頂けると思います。
 このカッピング会には、エクアドル・サンタロサ・シドラもありました。
 シドラ種という新しい品種には興味をそそられましたが、雑味を感じ、香味に華やかさを感じらせず、
 この時点で買付に至りませんでした。
 

今回、テスト焙煎してみたところ、カッピング会以上に「ナチュラル香」が華開き、
特に2ハゼが入る手前の中煎りでは、完熟果実のような甘い香りがピークを迎え、満開に咲き誇ります。
 

更に驚きだったのが、「深煎りにしてもこのナチュラル香が残る」ということです。
モカ等のナチュラルの珈琲は、深煎りにしますとナチュラルの香りが独特な熟成香のように変化します。
同様に、セベリーノ・サンガでも芳醇さが増した香りに変化しました。
ここまでのポテンシャルとは予想していなかったので、良い意味で期待を裏切ってくれました。
 

そんなセベリーノ・サンガは、「Tamaki 2020 Secondのイチオシ珈琲」です!
 

セベリーノ・サンガ「中煎り」と「深煎り」で華麗な香りの変化をお楽しみくださいませ。
そして、コパカバーナ農園インカアレグレ(ティピカ)でボリビア珈琲の特徴を捉えてもらい、
セベリーノ・サンガが如何に異彩であるかを飲み比べでお楽しみくださいませ。
 
 

「完熟果実香」

カッピング会では、ここまで甘い香りが強く引き出せるとは思っていませんでした。
完熟果実香は、2ハゼ手前で満開に華開きます。
ナチュラル香が華やかなエチオピアと比べると、酸味はエチオピアのように力強くはなく、優しく上品です。
 

珈琲豆を挽くと、卓抜な香りが拡がります。
一瞬にして、違いに気づき、豊かな香りに魅了されます。
雑味がなく、喉越しが良く、香味が明瞭に感じられます。
フルーティな甘い香りはフレッシュな果物ではなく、ドライフルーツにすることで熟度が増したかの様。
ドライアプリコットを連想します。
甘い香りは長く続き、ジューシーな戻り香が心地良い余韻です。
 

セベリーノ・サンガの中煎りでは、果実味溢れる甘い香りをご堪能くださいませ。
 
 
 
 

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