Winter Blend Black[Dark] 200g

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Winter Blend Black[Dark] 200g

販売価格(税込)
¥4,500
在庫状態 : 売切れ


新作の商品化が遅れ、お待たせてしてしまいました。
お詫びの気持ちを込めて、通常価格5,000円のところ、500円引きでご提供致します!

 

内容:Winter Blend Black[Dark] 200g
原材料:
イエメン・イエメニア・ナチュラル[深煎り]
エチオピア・カヨカミーノ・ナチュラル[深煎り]
エルサルバドル・ロマ・ラ・グロリア・パカマラ・レッドハニー[深煎り]

※珈琲は、200g袋でお届け致します。

 

※写真はイメージです。
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【動画:新作珈琲の試飲】

 
 
【Drip$ de 松屋式 25gレシピ】
珈琲粉:松屋式用粗挽き 25g
(市販の粉よりかなり粗挽きです。ミルをお持ちでない方、粗挽きに挽けない方、豆ではなく、「粉:粗挽き」でご注文されることをお薦めします。)
蒸らし時間:4分
抽出量:150cc
全量:300cc(150ccのお湯で薄める。※濃さはお好みで薄める湯量で調整してください。)
※松屋式5杯抽出で香味を確認してます。松屋式5杯抽出の方が、より厳密な香味を実感頂けます。

【動画:「大人のたしなみ」Drip$ de 松屋式 25g レシピ淹れ方】

 

【Drip$の淹れ方】
※Drip$で松屋式の基本的な淹れ方をまとめました。
Drip$淹れ方
 
【イエメン・イエメニア・ナチュラル】
生産国 :イエメン
エリア :ハイマ・ハリジャ地方
生産者 :バイト・アラル村集落300名の村民
標高  :2300m
品種  :イエメニア
生産処理:ナチュラル
 
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【動画:イエメン・イエメニア・ナチュラル テスト焙煎】


 
【動画:エチオピア・シェカ・カヨカミーノ・ナチュラル 本焙煎】
なし
 

【エチオピア・シェカ・カヨカミーノ・ナチュラル】
生産国 :エチオピア
エリア :シェカ
農園  :カヨカミーノ
生産者 :エレアナ・ジョーガリス
標高  :1900~2050m
品種  :エチオピア原種
生産処理:ナチュラル
 
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【動画:エチオピア・シェカ・カヨカミーノ・ナチュラル テスト焙煎】

 
【動画:エチオピア・シェカ・カヨカミーノ・ナチュラル 本焙煎】

 

【エルサルバドル・ロマ・ラ・グロリア・パカマラ・レッドハニー】
生産国 :エルサルバドル
エリア :ケサルテペケ、エル・ボケロン
農園  :ロマ・ラ・グロリア農園
生産者 :アニー・ルス・ピメンタル
標高  :1450-1600m
品種  :パカマラ
生産処理:レッドハニープロセス
 
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【動画:エルサルバドル・ロマ・ラ・グロリア・パカマラ・レッドハニー テスト焙煎】


 
【動画:エルサルバドル・ロマ・ラ・グロリア・パカマラ・レッドハニー 本焙煎】

 
 
 

「香りを喫むブレンド」

新作は、初物イエメニアをメインに絞り、ブレンドもイエメニアを使って作ることに致しました。
イエメニアは、何と言っても特質した「香り」です。
 

浅煎りにすると「ストロベリーカクテル」、深煎りにすると「ラム酒やブレンデー」と華やかな香りが秀逸です。
 

そこで、それぞれの香りを活かしたブレンドに仕立てることに致しました。
 

Winter Blend「Pink」は、イエメニアの浅煎りと中煎り珈琲を使用し、「ストロベリー香」を綺麗に引き出しました。
Winter Blend「Black」は、イエメニアの深煎りと深煎り珈琲を使用し、「洋酒香」を戻り香で引き出しました。
 

イエメニアは、強烈とも言える香りの強さと個性がありますが、
ブレンドすることで香味のバランスが良くなり、香味のキャラクターを活かしつつ、単品より飲み易い珈琲になりました。
 

イエメニア単品だけでなく、ブレンドもお楽しみくださいませ。
 
 

「Black(Dark)は、芳醇な甘味と淡い洋酒香」

イエメニア深煎りの洋酒香は、非常に香りが強いため、簡単と思っていました。
ですが、今回のブレンドで最も時間を掛けることになったのが、このBlackです。
 

イエメニア深煎りの香りは強いのですが、
エチオピア・シェカ・カヨカミーノ・ナチュラル(以下、カヨカミーノ)の深煎りと合わせると
量によっては、香りが消えてしまいます。
相性が良いとは言えない組合せですが、カヨカミーノ(深煎り)の「とろんとした粘性」は
深煎りブレンドとしての重厚感を作り出すには、どうしても必要な要素です。
 

ならば、同じ様に「とろんとした粘性」を持つ
ルワンダ・シンビCWS・ブルボン・ナチュラル(以下、シンビ)の深煎りに変えれば
イエメニアの香りを引き出せないかと試作してみましたが、結果は、同じでした。
 

結局のところ、深煎りの燻り香も香りに強さがあり、強烈な香りのイエメニア(深煎り)でも
2割以上はブレンドに混ぜなければ、香りを出せないことが分かり、
イエメニア(深煎り)の使用量が決まりました。
 

更に、香味に幅を持たせるために、
Blackでもエルサルバドル・ロマ・ラ・グロリア・パカマラ・レッドハニー(以下、グロリアRH)の深煎りを
加えることに。
 

Pinkでも説明しましたが、グロリアRHはブレンドの名脇役です。
レッドハニー精製の塩梅が程よく、深煎りにしても香りは主張し過ぎない絶妙な強さなのです。
グロリアRHを深煎りにすると、発酵系の芳醇な甘い香りの中にどこかフルーティさが感じられ、
透明感がある澄んだ香りになります。
また、中深煎りの果実味溢れる甘味も、深煎りにすると円熟味を帯び、甘さが増すだけでなく、
どこかフルーティさが残っているのです。
 

そんなグロリアRH(深煎り)を加えて、芳醇な香りと甘味を厚くしました。
 

粉を挽くと、深煎りらしいスモーキーな香りの中に甘く「芳醇」と言う言葉が相応しいモカ香がします。
湯を注すと微かにアルコール香も混ざっていることが分かります。
とろみのある液体は、口の中にまとわりつくように粘り気があり、ずっしりと重みがあります。
香味は「上質な苦甘」。
「イエメニアの洋酒香はどこだ?」と思いつつ、飲み干すとラム酒を想わすアルコール香が
口の中に湧いてきたかのように強く拡がります。
苦甘な香味と合わさって、ボンボンショコラの様。
イエメニア(深煎り)の洋酒香は、冷めれば冷める程、華鮮やかに開いていきます。
洋酒香の余韻は、酔ってしまいそうな程、永く続きます。
 

贅沢ですが、アイス珈琲にしても美味しく召し上がれます。
 

カヨカミーノ(深煎り)のオイル感とグロリアRH(深煎り)の芳醇な果実味で
イエメニア(深煎り)単品よりで重厚なボディとコクある甘味を作ることが出来ました。
 

是非、深煎りのイエメニアブレンドもお試しくださいませ。
 
 

各商品の詳細については、以下の商品ページをご参照ください。
【イエメン・イエメニア・ナチュラル】[深煎り]
YemeniaD
 

【エチオピア・モプラコ社】
エチオピアのモプラコ社は、古くから品質のよいコーヒーの輸出業者として日本の多くのコーヒー焙煎家たちから
愛されてきました。
故ヤンニ社長の娘で現社長のエレアナさんは、近年は南部に3箇所の直営コーヒーウォッシングステーションを
運営するなど、スペシャルティコーヒーの生産・輸出に積極的に取り組んでいます。
 

そして、2017年、エチオピア西部、シェカの地に、コーヒー農園のプロジェクトがスタートしました。
 

この農園は、スペシャルティコーヒーで有名なエチオピア南部のイルガチェフェやシダモとは大分離れた「シェカ」
というエリアにあり、いわゆるフォレストコーヒーの産地として知られているエリアです。
 

一般的にフォレストコーヒーの評価は芳しくありませんが、エレアナさんによると、その原因は土地や環境ではなく、
「落ちた実や未熟の実をまぜてしまう問題でフォレストコーヒー本来のポテンシャルを発揮できていない」とのこと。
 

しかし、元々はコーヒーの木が自生する環境でもあり、エチオピア西部はコーヒー発祥の地とも言われています。
「この農園で、きちんとした収穫・収穫後の処理を行って、本物のフォレストコーヒーを作りたい」というのが
エレアナさんの目標です。
 

まだ誕生して間もない農園でコーヒーの木も若く、設備も十分ではありませんし、町からも遠く、土の道は雨季には
車が通れなくなるなどの困難がありますが、これまでに培ったスペシャルティコーヒーの知識と経験を活かし、
エレアナさんは「本物のフォレストコーヒー」作りに設備投資や人材育成を進めています。
 
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【ロマ・ラ・グロリア農園】
ロマ・ラ・グロリア農園は、現在の農園主であるアニー・ルス女史の父であるロベルト氏が1990年代後半にスタートした農園です。
彼の祖父が昔営んでいた農園の名前からLoma La Gloria(Hill of the glory):栄光の丘と名付けられました。
 

開業後、もともと土木技師だったロベルト氏は、2001年に自身のコーヒーを生産処理するミルの建設を始めます。
しかし、中米においてマイクロミルという概念が広まる以前、こうした小さなミルによる流通の確保は難しく、
やむなく地元の大きなミルへコーヒーを納入し、マイクロミルは動く事がありませんでした。
 

風向きが変わったのは2012年。現在の農園主でもあり娘のアニー女史の参加だったと言います。
彼女は、それまでマーケティングの仕事に携わっており、コーヒー生産は未経験だったそうです。
そこで彼女は自分が得意とする分野を活かして『今、コーヒーマーケットに求められているのは何か』とマーケットの把握に努めました。
そうした中でスペシャルティコーヒーという思想を農園に伝え、様々なプロセスや品質の向上に動きます。
そうして、自分たちが生産するコーヒーの品質を上げ、自分たちの手で処理を行うために、ロベルト氏の眠っていたミルが再稼働します。
 

こうした品質への取り組みは、プロセスだけでなく農園の至る所に見られます。
サンサルバドル火山近郊に位置するロマ・ラ・グロリア農園は砂質土壌の為、
農園内にいくつもの雨水を溜める堀が用意されており、保水性を高めています。
また、農園内のシェードツリーに様々な鳥類が生息し、生態系を築いています。こうした生態系の豊かさは、
土壌の微生物の活性化や、有機的な土壌環境を育て、ミネラル豊富なチェリーを実らせます。
 

ロマ・ラ・グロリア農園での主な生産処理は、ナチュラルとハニープロセスが採用されています。
これは農園の立地上、十分な水のインフラが整っていない事もあり、生産処理に使用する水は貯水した水から賄っている為です。
 

フランシスコ・ブレンドではこうした環境要因を逆手に取り、レッドハニーとウォッシュドによるブレンドロットで複雑な風味を生み出しました。
 

一方でイエローハニーは、彼らがスペシャルティコーヒーの生産に根ざす中で最も多くの試行錯誤を費やしてきた生産処理方法です。
彼らはロマ・ラ・グロリアの土壌で収穫したチェリーの分厚いミューシレージを存分に活用しながら、
乾燥速度に注意を払いコンクリートパティオとアフリカンベッドを併用しながら4週間かけてじっくりとスロードライイングを行っています。
乾燥初期はサンドライでスピードを速め、糖を結晶化し、後半にかけて緩やかに乾燥させることで美しいイエローのパーチメントに仕上げられます。
レッドハニーの場合は、ミューシレージの発酵により円熟したフレーバーが生まれますが、イエローはより明瞭なフレーバーと透明感のある甘さ、質感が備わると言います。
 

マーケットの求める風味を常に考えてきたロマ・ラ・グロリア。
生産処理の違いによる風味の多様性を求める姿は、多くのユーザーの期待に応えたいと言う彼らのポリシーを感じさせてくれます。
 
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