1月TopNotch 15個限定 グアテマラ エルインヘルトパカマラ2013 パンドラ・デル・カルメン 200g

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1月TopNotch 15個限定 グアテマラ エルインヘルトパカマラ2013 パンドラ・デル・カルメン 200g

販売価格(税込)
¥10,000
在庫状態 : 廃盤



内容量:グアテマラ エルインヘルトパカマラ2013 パンドラ・デル・カルメン 200g
 

テスト焙煎・カッピング情報本焙煎情報

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生産国 :グアテマラ
エリア :ウエウエテナンゴ県 ラ・リベルター
農園名 :インヘルト農園 Pandoraエリア
生産者 :アルトゥロ アギーレ
標高  :1770m
品種  :パカマラ
生産処理:フリーウォッシュド

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右の写真は、サンプルローストした中煎り

「虜になるパカマラ」

パカマラについて、珈琲愛好家に尋ねれば、エル・インフェルト農園は必ず名前が挙がる農園として定着しているくらい名門です。
ゲイシャ種がエスメラルダ農園とともに一躍世界の着目を集めたのと同様に、パカマラ種は、エル・インフェルト農園とともに
世界から注目を集めることとなった品種と言っても過言ではありません。

 

パカマラ種は、1980年代終わりにエルサルバドルの国立コーヒー研究所でマラゴジッペとパーカスを人工交配して作られた品種です。
マラゴジッペはブラジルで発見された突然変異種で、実は大粒で高品質な品種です。収量が少なく、樹高が高いので収穫が大変な一面が
ありました。一方、パーカスは、エルサルバドルで発見された突然変異種で樹高は小ぶりで多収量の品種です。
この2品種の良い点を併せ持つ高品質で多収量を目的に作られた品種がパカマラ種です。
当初は、エルサルバドルの一部の農家で生産されていましたが、現在では、中米を中心に栽培されるようになりました。

 

そんなパカマラ種ですが、世界の表舞台に出たのは、2002年のグアテマラCup Of Excellence(以下、COE)でした。
33農園のWinning Farmの内、エル・インフェルト農園から2品がノミネートされ、パカマラがデビューいきなり第3位の座を獲得した
ことからです。
華やかさがあり、フローラルでワイニーなこの珈琲は、その後も世界中の人々を虜にし、2008年のCOEではついに1位を獲得、
グアテマラCOEの最高取引価格を樹立しました。その後、2010年まで3年連続1位を獲得し、2011年から農園単独でオークションを
開催するようになりました。
歴代、後にも先にもCOEにて、3年連続堂々1位はエル・インヘルト農園パカマラのみで、間違いなく世界でも最も素晴らしい
フレーバーを持つ珈琲の一つです。

 
本商品を写真のようにサンプルローストしました。
ゲイシャにも似た香と表現する方もいらっしゃいますが、ゲイシャの柑橘系の香りではなく、フローラルな甘い香りがどことなくゲイシャを
想わせるのではないかと感じます。焙煎担当もゲイシャに通じる所があると評価しています。
口あたりがとても滑らかでシルキー、ポテンシャルが高い豆に感じるドライトマトのような酸味は明るく、豊かなボディーが印象的でした。
 

深煎りにして甘さを強調することもできますが、本焙煎では、フローラルな香りを損なわない限界(深煎りの香りが混ざらない限界)まで
煎りを深くして、甘味・ボディの強さを最大限に引きだして仕上げます。
 

どうそ、ワインのように楽しみくださいませ。

 

最後に、この農園を少しご紹介しておきます。
初代オーナーはヘスス・アギーレ氏、1874年のことでした。
彼はさとうきび、タバコ葉などの栽培から初め、1900年にコーヒーの栽培を開始しています。
インヘルトとは、この地に自生していたフルーツから名前を採ったものです。

現在はアギーレ氏の家系である3、4代目が1956年から農園管理にあたっており、高品質コーヒーの生産、栽培方法の研究を使命と
考え、環境配慮等の社会的責任も果たしてきております。

 

※テスト焙煎、カッピングの模様などは、随時、情報を公開していきます。

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