夏季限定 水出し珈琲の試作・テスト焙煎・試飲情報




4/21、夏季限定の水出し珈琲を試作、テスト焙煎、試飲を行いました。
今回の焙煎度合いは、甘味が最大限に引き出し、苦さを極力感じない中深煎りに決めていました。
そこで、味のアクセントとなるエチオピア・ナチュラルについて、ブレンドの割合を変えて、試作・テスト焙煎を・試飲を行いました。
5月特別企画ナチュラルセットに使用したイリガチェフ・コチャレ・ナチュラルの他、イリガチェフ・ナチュラルも使い、試作を行いました。
試作は、コチャレ1、コチャレ2(コチャレ1の2倍の量)、イリガチェフ・ナチュラル(コチャレ1と同等の量)。
 

先ずは、松屋式ドリップで抽出して試飲しました。
どれも甘さが充分に感じる珈琲でした。
コチャレ1よりコチャレ2の方がモカの量が多くブレンドされているため、ナチュラルらしい芳醇な甘い香が強く、余韻が長く感じられました。
バランスが悪い訳ではないのですが、少しモカが主張している感じがしました。
イリガチェフ・ナチュラルは他の珈琲同様、甘さが美味しい珈琲でしたが、強いて言うなら、モカ特有の香に上品さがなく、余韻が短く感じられました。
最終的に水出し珈琲にして確認することになりました。
 

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水出しにすると、コチャレ1とイリガチェフ・ナチュラルはモカの香、甘さが若干弱く、アクセントと言う程ではありませんでした。
モカフレーバーを感じて、アクセントになっていたのが、コチャレ2でした。
どれも甘さを感じるスッキリとした喉越しの水出し珈琲ですが、特に、コチャレ2は飲み干した後の残り香が長く、
ブランデーのような豊かな香が鼻を抜けるのを感じます。水出しでも余韻が長かったです。
 

本焙煎ではコチャレ2の割合でエチオピア・イリガチェフ・コチャレをブレンドします。
冷やしても温めても美味しい癖になる珈琲をお楽しみください。

 

 

焙煎担当のコメント