7月TopNotch エスメラルダ・ゲイシャ2014 レオン・ナチュラル テスト焙煎・カッピング情報




6/29、7月TopNotchのエスメラルダ・ゲイシャ2014 レオン・ナチュラルをテスト焙煎をしました。
6/10に1回、テスト焙煎していた214.4℃が非常に酸味と甘味のバランスが良かったので、前後、0.5℃をテスト焙煎することになりました。
焙煎終了温度:214℃、214.4℃、215℃の3種類をカッピングと松屋式による試飲を行いました。
(テスト焙煎・カッピング情報は、以下のとおり)

 

カッピング
全体に言えることは、香味の強さは反比例すると言えます。
焙煎終了温度:214℃では、完熟ピーチやスイートマンダリン等、非常に甘く果実感溢れる香が強かったです。
酸味、甘味がそれぞれに強く主張します。先ず、ナチュラルの香味が強く感じられ、ゲイシャ特有の明るい酸味はスイートグレープフルーツのように
後味で強く感じます。若干の渋味も感じます。それぞれ個々のフレーバーは最も強く出ていますが、ナチュラルの香味が強すぎて、ゲイシャフレーバーと
の調和が取れていない印象です。
焙煎終了温度:214.4℃では、ナチュラルの香味が少し抑えられ、ゲイシャフレーバーとのハーモニーは極みと言ったところ。
ゲイシャの華麗な酸味はトロピカルな甘さが加わり、果実が完熟を迎えたようです。適度なボディーが重なり、ジューシー。その余韻は長く心地良いです。
焙煎終了温度:215℃では、スモーク臭が少し感じられ、ナチュラルの香味もゲイシャの香味も若干弱くなりました。
フレーバーも果実感からTeaフレーバーに変わりました。Teaフレーバーでも美味しいのですが、この生豆が持つポテンシャルがピークに活かされるポイントを
若干過ぎてしまっていました。
 

松屋式による試飲
カッピング同様の評価で焙煎終了温度:214.4℃が最も美味しく感じる珈琲でした。
本焙煎は焙煎終了温度:214.4℃に合わせて、煎り止することとなりました。
 

 
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テスト焙煎
水分量:9.7%

焙煎終了時の本体温度(℃) 焙煎時間
213.7 14:32
214.5 14:42
214.9 15:03

 

 

焙煎担当のコメント