8月TopNotch ハートマン・タイガー2014 ゲイシャ・ウォッシュドのテスト焙煎・カッピング情報




7/23、24、8月TopNotchのハートマン・タイガー2014 ゲイシャ・ウォッシュドをテスト焙煎をしました。
この豆は、アイス珈琲琥珀のゲイシャとして使用しました。焙煎終了温度:215℃を超えるとゲイシャフレーバーが激減し、
焙煎終了温度:212℃以前では渋さが強くなることが分かっていたので、焙煎終了温度:213℃と214℃の2種類をテスト焙煎しました。
7/25、カッピングと松屋式による試飲を行いました。
(テスト焙煎・カッピング情報は、以下のとおり)

 

カッピング
エスメラルダ・ゲイシャに比べるとフレーバーが控えめなこの豆をどれだけゲイシャの香味を出すことができるかが、テスト焙煎の課題でした。
そこで、生焼けにならない範囲で極力、短時間焙煎にすることにしました。
焙煎終了温度:213℃は、すずらんのようなフローラルな香、そして、味はレモンティーというゲイシャならではの香味が強く綺麗に出ていました。
熱い内は微かに渋味を感じました。冷めると甘さが増し、レモンジュースのように変化します。
焙煎終了温度:214℃は、ドライの香は弱いのものの、アールグレイのようなteaフレーバー、ライムやシャンパン(白)のような酸味、
ジャスミンのようなフローラルな香が織り成すハーモニーはバランスが取れていて味がまとまってます。
冷めてからの珈琲の変化は焙煎終了温度:213℃に比べて乏しく、teaフレーバーのままでした。
焙煎終了温度:213℃が香のゲイシャなら、こちらは、味のゲイシャといったところです。
 

松屋式による試飲
カッピング同様の評価でした。
本焙煎は、香が強く、冷めてからの変化が楽しめる焙煎終了温度:213℃の焙煎度合いで煎り止、短時間焙煎で仕上げることとなりました。
 

 
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テスト焙煎
水分量:7.3%

焙煎終了時の本体温度(℃) 焙煎時間
213.0 13:29
214.2 14:00

 

 

焙煎担当のコメント
このゲイシャのポイントはただ一つ・・
とにかく焙煎を素早くやること・・
これに尽きる気がする。
丁寧に時間をかけて焙煎すればするほどゲイシャの香りは消え普通の珈琲になりさがる。
渋みを消してゲイシャの香りを残すか・・・これに尽きる。