11月Superb ケニアセット本焙煎情報




10/26(月)、27(火)、11月Superb ケニアセットの本焙煎の模様をUStream放送しました。
本焙煎の模様は、YouTubeでご覧いただけます。

環焙煎風景・ケニア キアンディーノ

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環焙煎風景・ケニア カングヌAA

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本焙煎の結果は、次の通りです。
 

キアンディーノAA カングヌAA
水分量 9.8% 9.9%
焙煎時間 16:57 15:45
目減率 17.6% 15.5%
評価 ケニアの深煎りは、ただ、焙煎臭がするのではなく、焙煎によって、作り出される香は
甘苦いカカオのようです。しかも、大変、上品。
カンヌグの果実感とはまったく異なるテイストに様変わりしています。
明るい酸味は甘味とコクを引き立てる脇役として、主張はしないものの、
後味にこそっと顔を出し、珈琲全体の香味をまとめています。
香同様、味も焙煎度合いが深いのに重厚なボディと豊かなコクの中にどこか気品があるのがケニアらしい。
冷めてくると酸味がやや強くなり、クランベリーチョコレートのようです。
ドライクランベリーが上質なカカオを使用したチョコレートを身にまとった
素敵なマリアージュをお楽しみ下さい。
カングヌは、浅めの焙煎で果実感溢れる酸味を引き出すことがテーマでした。
狙いは、フレッシュフルーツの瑞々しい酸味ではなく、ドライフルーツのような
甘さを伴った円やかな酸味。
狙い通り、クリーンカップの中に円やかな酸味が活き活きとしています。
酸味は、ドライレッドカラントを連想します。
レッドカラントを乾燥させることで強い酸味の角が取れ、ジューシーな甘さが増した様です。
焙煎をフルーツ感が感じられる限界まで延ばしました。
キアンディーノとは対象的な香味をお試し下さいませ。

 

焙煎担当のコメント