11/4(水)、11月TopNotch パナマ エスメラルダ・ゲイシャ2015 MARIO ENEROの本焙煎の模様をUStream放送しました。
本焙煎の模様は、YouTubeでご覧いただけます。
環焙煎風景・エスメラルダゲイシャ2015
本焙煎の結果は、次の通りです。
水分量 | 9.7% |
焙煎時間 | 14:25 |
目減率 | 14.5% |
評価 |
昨年より水分量が多い生豆の焙煎でした。昨年より更に煎り止がピンポイントになった印象の生豆です。 生豆は昨年より大粒が多く見受けられました。 ゲイシャフレーバーらしい香の素晴らしさはそのままに、今回は、「甘さを極力引き出す」が焙煎のテーマでした。 甘さを引き出すために焙煎度合いは出来る限り深く進行させ、香が弱くならないように焙煎終了ポイントを 「焙煎時間:14分15秒~14分30秒」に設定して、昨年より20~30秒早めるプロファイルで焙煎に臨みました。 DISCOVERYでのテスト焙煎より本焙煎は、膨らみが良く仕上がりました。 焙煎度合い、焙煎時間は予定通り終了。 ゲイシャフレーバーは今年も綺麗に、そして、1年前より甘く開花しました。 昨年は、酸味を強調して、ゲイシャが持つ明るい華麗な酸味を表現しましたが、 今年は果実感溢れる甘味を表現しました。 ゲイシャの秀逸なフレーバーは勿論、健在です。 テスト焙煎通り、甘さの中に若々しさを感じる酸味を感じ、少しだけ早熟な白桃のようなジューシーさを 引き出すことが出来ました。 身体が欲していたかのように吸い込まれていく喉越しで、一点の曇りも感じさせない透き通る珈琲です。 甘酸っぱい柑橘系の香が余韻として残ります。 あう |
焙煎担当のコメント