環のたしなみー環ブレンド深煎りドリップバッグ淹れ方完成まで、あとちょっと!

こんにちは。。
 

昨夜、「環のたしなみー環ブレンド深煎りドリップバッグをしつこく検証」をFacebookライブ動画で配信しました。

 

前日、「環のたしなみー環ブレンド深煎りドリップバックの粒度を決める」をFacebookライブ動画で配信し、
しっかりと濃さが出ている粒度:2.5を使うことにしました。

 

連日、何度も検証を繰り返しています「環ブレンド深煎りドリップバッグの淹れ方」ですが・・
 

完成が見えてきました。。
 

深煎りになりますと、同じ10gまでも珈琲粉の量が増えます。
最初の注湯でしっかり湯を浸透させないと粉の内部から炭酸ガスが抜けず、濃い成分を抽出することが出来ません。
 

そこで、最初の注湯で20cc抽出するまで湯をかけ続けるよう改良しました。
 

念のため、粒度も2.5と3.0の2種類を
①最初の注湯から中心の1点集中で注湯する方法と②最初の注湯を万遍なく粉全体に湯をかける方法で抽出し、
松屋式5杯抽出した珈琲と香味を比較することに。。
 

粒度3.0は、どちらの抽出方法をしても濃度は松屋式5杯抽出より薄い結果となりました。
 

粒度2.5は、どちらも松屋式5杯抽出と同じ濃度で抽出できました。
 

①最初の注湯から中心の1点集中でかける方法と②最初の注湯を万遍なく粉全体に湯をかける方法では、
②の方法ですと、最初に20cc抽出する際、抽出液が落ち始めると茶色泡が出て、
湯を廻しかけている内に粉が動いているせいか、ザラつきを感じるややクリアさに欠ける珈琲となりました。
 

①で抽出した珈琲は、②よりクリアで松屋式5杯抽出と同程度の透明感がありました。
 

そして、①、②両方に共通するのは、後味に感じる苦味がやや強く、甘さの余韻が足りないということ。
 

すると、視聴者様から「苦味は、湯の温度が高いのが原因ではないか?」とのご指摘がありました。
最初の注湯前にDrip$を温めていたのです。
というのも、特に深煎りの珈琲は、湯温の違いで成分の抽出に影響を受けるので、
しっかりとした濃い珈琲を抽出するために温めておいたのです。
 

そこで、常温のDrip$を使用して、再度、粒度2.5のドリップバッグを①の方法で抽出することに。。
 

結果は成功で、後味に残る不快な苦味がない珈琲を抽出することが出来ました。
 

ここまでの結果をまとめると、
 

ードリップバック作りー
ドリップバックは珈琲を粒度:2.5で挽き、24時間粉に接触する形で鮮度保持剤を入れて炭酸ガスを抜く。
24時間後、10gずつドリップバッグに詰め、ドリップバッグの外側に鮮度保持剤を入れた形で個包装し、48時間放置する。
 

ー抽出ー
常温のDrip$に98℃以上の湯を入れる。
粉の中心1点集中で湯を注し、20ccまで抽出。
5分蒸らす。
蒸らし後も中心1点集中で湯を注し、80ccまで抽出して注湯を終了
120ccまで湯で薄める
 

と、やっとレシピらしくなってきました。
 

環ブレンド深煎りドリップバッグで最終確認したいと思ってます。
 

そして、焙煎度合いに因らず、同じレシピで美味しく抽出出来るかも確認する予定です。
 

神戸から戻った時には、指示したことがしっかりと検証されておらず、かなり焦りましたが、
ようやくゴールが見えてきた感じで、ホッとしました。
 

あと少しです!!
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