IBAIRI Natural Brazil Fazenda Pantano「星の砂」 200g
内容:IBAIRI Natural Brazil Fazenda Pantano「星の砂」 200g
原材料:
ブラジル・パンタノ農園・イバイリ
※珈琲は、100g袋でお届け致します。
※写真はイメージです。
【動画:TAMAKI no Brazil の本焙煎試飲】
【ブラジル・パンタノ農園・イバイリ】
生産国 :ブラジル
エリア :ミナスジェライス州セラード地域
生産者 :ワグナー・クリビレンチ・フェレーロ
標高 :1150m~1180m
品種 :イバイリ品種 SC-12/13
生産処理:ナチュラル
「星の砂~May You be Happy!~」
昨年販売したブラジリアン・リロイは、極小で希少な珈琲です。
今年は、ブラジルのもう1つ極小で希少な珈琲をご紹介致します。
それは、「イバイリ種(別名:ブラジリアン・モカ)」です。
イバイリ種は、モカ品種とティピカ品種の掛け合わせで、ハイブリット品種です。
ハワイのマウイ島にあるモカ品種と同種であることが知られています。
何と言っても、「最大の特徴は粒が極小」ということ。
このような小さな珈琲を目にしたことがある人は少ないでしょう。
私個人的にも、数年前、ブラジルモカとして生豆を譲ってもらった時、
初めて知りました。
イバイリ種は試験的に栽培されているコーヒーで、商業ベースの収穫量がないため、
大変希少です。
毎年生豆が予約販売で完売となるコーヒーですから、
見たことがない人が多くて当たり前なのです。
今年は、運よく入手することができました。
そして、香味の特徴は、「甘さ」。
エチオピア産コーヒーのような華やかな酸味とフルーティーな香味ではありません。
チョコレートのような甘味です。
深煎りの甘苦い珈琲にするのが最も美味しいと考えますが、今回は初めてです。
苦味が強く感じず、スモーク臭が強く感じない限界まで深く焙煎し、
イバイリの甘味を引き出すことにしました。
イバイリ種の本来の香味を感じられる限界です。
では、焙煎の特徴を少しご説明致しますと、ブラジリアン・リロイ同様、
「ハゼない」のが特徴です。
但し、派手なハゼ音がするコーヒーではありませんが、爆ぜないながらも
極力、爆ぜさせないとブラジリアン・リロイ同様、香りが充分に生成出来ません。
爆ぜさせるためには充分なカロリーが必要となります。
一方、極小な粒は火が通りやすく、焦げやすいため、火力を弱くして
時間を掛けて焙煎したいところですが、
適切な火力で適切な時間を掛けて焙煎しないと香味は生成出来ず、
ナッツ感、スパイシー感が強い、薄っぺらい珈琲になります。
勿論、最適な焙煎を施したのが、本商品です。
馥郁たる芳ばしい香りと共に円やかな甘味が口の中に拡がります。
極力焙煎を深くしたことで、程よいコクと重厚感に満たされます。
微かな心地良い苦味と後味の柔らかな酸味が合わさって、
飲み干すと正にチョコレートを想い起こす余韻に包まれます。
この極小な粒の珈琲を手に取ると、さらさらと手からこぼれ落ちます。
その様を見て、「星の砂」を思い出しました。
星の砂を持っていると幸せが訪れると言われています。
星の砂のように、この珈琲を飲んだ人に幸せが訪れそうな優しい甘味です。
そして、願いを込めて「May You be Happy!」と名付けました。
是非、お試しくださいませ。
皆様に幸せが訪れますように!!
【パンタノ農園】
パンタノ農園の生産者フェレーロ氏は、ブラジル・サンパウロにある
IACカンピーナス農事研究所から品種を分けてもらい、
常に品質へのこだわりを持ち続けています。
様々な希少品種を試験的に植えて、セラードの土地に合い
そして、カップの良い品種を拡張してきました。
特にイバイリ品種は人気を博しています。