Blend なんちゃってKENYA 200g

HoBoKENYA

Blend なんちゃってKENYA 200g

販売価格(税込)
¥3,000
在庫状態 : 廃盤

内容:Blend なんちゃってKENYA 200g
原材料:
ミャンマー 星山 SL34、
コスタリカ セロ・サン・ルイス SL28

※珈琲は、200g袋でお届け致します。

 

※写真はイメージです。
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【Drip$ de 松屋式 25gレシピ】
珈琲粉:松屋式用粗挽き 25g
(市販の粉よりかなり粗挽きです。ミルをお持ちでない方、粗挽きに挽けない方、豆ではなく、「粉:粗挽き」でご注文されることをお薦めします。)
蒸らし時間:4分
抽出量:150cc
全量:300cc(150ccのお湯で薄める。※濃さはお好みで薄める湯量で調整してください。)
 
【動画:「大人のたしなみ」Drip$ de 松屋式 25g レシピ淹れ方】

 
【動画:Tamaki 2020 5th の試飲】

 
【Drip$の淹れ方】
※Drip$で松屋式の基本的な淹れ方をまとめました。
Drip$淹れ方
 
 
【ミャンマー 星山 SL34】
生産国 :ミャンマー
エリア :マンダレー地方域ピン・ルー・ウィン県
農園  :Moe Htet農園(輸出業者:MCG社)
標高  :1070m
品種  :SL34
生産処理:Washed(水洗式)・サンドライ
カッピングプロファイル:ラズベリー・ボディ・クリーン
 
星山 (2)星山

 
【コスタリカ セロ・サン・ルイス SL28】
生産国 :コスタリカ
エリア :グレシア ナランホ ウエストバレー
農園名 :フィンカ ラ アルキミア
標高  :1300-1600m
品種  :SL28
生産処理:ウォッシュド
カッププロファイル:カシス、クランベリー、トロピカル、オレンジ、キャラメル
 
CerroSanLuis1CerroSanLuis
 

【動画:ブレンド HO BO KENYA(仮) テスト焙煎】※この時点では、ブレンド名が、HO BO KENYAでした

 
【動画:TAMAKI 2020 5th テスト焙煎試飲】

 
【動画:Blend なんちゃってKENYA 本焙煎】

 

「KENYAは作れるのか?」

TAMAKI2020 5thは、「ケニア」です。
人それぞれ、珈琲の好みはあると思います。
巷ではブルーマウンテンNo.1を「King Of Coffee」と呼んだりしますが、私の個人的な「King Of Coffee」は、ケニアです。
 

水洗式精製でも、ただクリアなだけでなく、華やかな酸味、豊かなコクとボディ、ずっしりとした重厚感・・・等々
乾式精製のナチュラル香に負けない、しっかりとした濃い香味を感じられるからです。
ですが、近年、ケニアの濃い香味が薄れてきています。
 

水洗式精製のケニア3種(カリンガ、キアンヤンギ、キアンジュキ)では商品のラインナップに華がないと感じ、
昨今、世界中で流行っているナチュラル精製のコーヒーを探しました。
世界で流行しているナチュラル精製でも、ケニアではまだまだごく稀です。
日本で入手出来るエンデベス農園のナチュラルコーヒーをテスト焙煎しました所、「普通に」美味しいのです。
澄んだナチュラル香が強過ぎず、程よく綺麗に香り、ケニアらしい酸味も感じられ、総じて、上品な甘酸っぱさが魅力でした。
ただ、目玉商品となる程、香味にインパクトがあるコーヒーではありませんでした。
 

そこで、ケニア産コーヒーに限定するのではなく、ケニアを代表するSL系の品種で探してみることにしました。
というのも、数年前、「コスタリカでSL系の品種を栽培している」と耳にしたことを思い出したからです。
 

探してみますと、やはりコスタリカでいくつかの農園が、SL28を栽培しておりました。
珍しいと思ったのがミャンマーでも栽培していたことです。
しかも、SL34のみに特化して栽培しているのは、ミャンマーの星山だけです。
 

探していく中、「SL28とSL34をブレンドすれば、ケニアに近い香味になるのか?」と思い始め・・
ケニアの香味が薄れてきているし、目玉になるコーヒーが見つからないなら、作ってしまえとも思い始め・・
商品化したのが、「なんちゃってKENYA」です。
 

ケニアを代表する品種は、SL28とSL34。
SL28はブルボン種の系譜、SL34はティピカ種の系譜にあたります。
 

SL34に特化した栽培は、ミャンマーの星山しか見つけることが出来ませんでした。
そして、SL28については、コスタリカやミャンマーで品種に特化した栽培をしている農園がいくつかありました。
 

SL34がミャンマーですので、強い酸味が期待出来ないと考え、SL28はコスタリカにすることにしました。
 

SL28で水洗式精製とナチュラル精製の両方を取り寄せたのが、以下の3つ。
・コスタリカ セロ・サン・ルイス SL28 Washed
・コスタリカ セロ・サン・ルイス SL28 Natural
・コスタリカ ラス・ラハス SL28 Natural
 

テスト焙煎してみました。
度肝を抜かれたのが、コスタリカ ラス・ラハス SL28 Naturalです。
こちらは、直ぐに単品商品化が決定しました。※詳細は、コスタリカ ラス・ラハスSL28Natural商品ページでご確認ください。
 

ラス・ラハスを単品売りするならば、
そして、やはりケニアに似せるならば、自ずとコスタリカ セロ・サン・ルイス SL28 Washedに決定する訳ですが・・
 

コスタリカ セロ・サン・ルイス SL28 Washedは、生豆からライムの香水のような香りがしており、酸味も期待通りでした。
 

実際に、本焙煎直後の珈琲からは、「ケニアよりもケニアらしい」と感じる香味でしたが、
時間が経つにつれ、ミャンマー・SEIZANのアジアらしいオリエンタルな香味の後味が強り、
ケニアに似た香味から遠のきました。
 

珈琲としては何も問題はございませんが、「なんちゃってKENYA」と謳う以上、
ケニアに似た珈琲でなければ、当店では販売致しません。
 

ということで、TAMAKI2020 5th Full Setのオマケにすることに致しました。
 

もう少し改善が必要です。また、いつの日かチャレンジしてみたいと考えています。
 
 

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