マンデリンブルボン 200g(SweetsCoffeeマンデリンブルボン[水出し珈琲用]40g付)
内容量:マンデリンブルボン アイス珈琲2017 Exoticな新涼
200g(SweetsCoffeeマンデリンブルボン[水出し珈琲用]40g付)
原材料:マンデリンブルボン
写真はサンプルです。左:アイス珈琲2017 Exoticな新涼、右:SweetsCoffeeマンデリンブルボン[水出し珈琲用]
※アイス珈琲2017 Exoticな新涼は、200g1袋で発送致します。
【マンデリンブルボン】
生産国:インドネシア
エリア:アチェ州
農園 :不明
生産者:不明
標高 :1500-1800m
品種 :ブルボン種
精製 :スマトラ式
カッピング評価: Sugar cane / soft sweetness
「マンデリンブルボン」
2017年最後のアイス珈琲は、インドネシア・マンデリンブルボン。
コーヒーに詳しい方なら「インドネシアでブルボン?」と疑いの目で興味を示す方もいらっしゃると思います。
ブルボン種は、中米でポピュラーな品種として有名ですが、インドネシアのブルボン種は聞いたことがございませんでした。
以下の生豆情報からも分かる通り、マンデリンブルボンは、非常に珍しく希少なコーヒーです。
==業者からの生豆情報==
1980年代にオランダ系商社である「Holland Coffee」がブルボン種の栽培を奨励していた時期がありました。
その後、内戦での混乱やアテン種への植え替えなどにより、ブルボン種のマンデリンは絶滅したかと思われました。
しかし、現地を歩くなかで細々とブルボン種を栽培している農家を発見。
通常のマンデリンと混在する前にブルボン種だけの買い付けに成功しました。
=============
そんな希少な品種だからこそ、今回のアイス珈琲は、マンデリンブルボンそのものを楽しめるよう
他の品種とブレンドせず、単一生豆で作ることにしました。
マンデリンとしては非常に上品でクリアなテイストが印象的です。
焙煎度が浅いと
マンデリンらしい大地を感じるアーシーさが前面に出て、ラムネの後味に感じるような酸味は優しく清々しい。
焙煎度を深めると
徐々に酸味が和らぎ、ブルボンのサトウキビのような甘味が強くなるものの、マンデリンらしさは消えず、苦味も加わりExotic。
変化に富むマンデリンブルボンですが、香味が綺麗すぎてアイス珈琲としては単調なテイストです。
そこで、焙煎度が違う2種類のマンデリンブルボン(中深煎り、深煎り)をブレンドすることにしました。
ホットですと、最初に芳ばしい香りと共に円やかな甘味が広がり、時折、感じる苦味がアイス珈琲用だなと実感します。
飲み干すと、おとなしい爽やかな酸味とアーシーな香りが微かに戻り、マンデリンであったことに気が付きます。
アイスにしますと、大地を感じるように酸味が増し、より爽快な印象に変化します。
アイスにしてもどこかアーシーな余韻が神秘的で、甘味と苦味は変わらず上品そのものです。
クリアな喉越しは暑い夏の日に一味違うアイス珈琲として、リッチな涼をとることが出来ます。
更に、ブルボンの甘味を楽しんでもらいたいと思いまして、水出し珈琲(SweetsCoffee マンデリンブルボン)も
お付けすることにしました。
水出しにすると、Exoticな甘い香りは一際、強く秀逸です。
飲み干すとフルーツトマトのようなどことなく甘い戻り香を感じ、神秘的な香味が色濃くなります。
水出しならではの喉ごしの良さはそのままに、最後に水出しとは思えない苦味を感じられます。
ペーパードリップの重厚さを感じる水出し珈琲が出来上がりました。
8月は旧暦で初秋です。
一足早く秋を感じてもらえるよう、ホットでも水出しでも美味しいアイス珈琲が出来上がりました。
是非、お好みの飲み方で最後のアイス珈琲をお楽しみ下さいませ。
【松屋式5杯抽出の蒸らし時間】5分
記事:アイス珈琲2017「Exoticな新涼」の蒸らし時間は、5分!!>
【美味しいアイス珈琲の淹れ方】
急冷しないこと!
松屋式で珈琲を半量抽出した後、氷水や氷で急冷すると酸味が強くなったり、香味が変わり、不快な苦味が増します。
常温の水で薄めて、冷蔵庫で冷やすことをお薦めします。
【動画:アイス珈琲の冷し方】
【動画:マンデリンブルボンテスト焙煎】
【動画:マンデリンブルボンテスト焙煎の試飲】
【動画:マンデリンブルボン中深煎 本焙煎】
【動画:マンデリンブルボン深煎り 本焙煎】
【動画:マンデリンブルボン深煎り2回目 本焙煎】