11/24(月)にテスト焙煎をして、11/25(火)にカッピングと松屋式による試飲を行いました。
まずは、11月エスメラルダ・ゲイシャの焙煎プロファイルを元に焙煎度合いも合わせて、焙煎してみました。
その後、ちょっと煎りを深くして焙煎しました。
(テスト焙煎・カッピング情報は、以下のとおり)
1回目の浅めの焙煎は、カッピング・松屋式による試飲ともに、最も明るい柑橘系の酸味が出ていました。
所謂、ゲイシャ・フレーバーが全開でした。
エスメラルダ農園と遜色ない品質でフレーバーは申し分ないです。この生豆のポテンシャルが高いと感じました。
2回目のちょっと深くした焙煎は、カッピング・松屋式による試飲ともに、浅めの焙煎より煎りが深い分、
ゲイシャフレーバーは穏やかなものの、ゲイシャフレーバーの中にアップルのような甘さと赤ワインのような香がプラスされた印象でした。
浅めの焙煎がフレッシュな果実なら、ちょっと深めの焙煎は熟れ始めた果実を思わせます。
紅茶で例えるなら、浅めの焙煎がレモンティーなら、深めの焙煎はヌアラエリアです。
ゲイシャフレーバーを感じつつ、変化したゲイシャフレーバーを今月はお楽しみ頂きたいと思います。
テスト焙煎
水分量:11.0%
焙煎時間
浅めの焙煎 :15:32
ちょっと深めの焙煎:15:48
焙煎担当のコメント
ディスカバリーでのテスト焙煎では、排気の差圧が大幅に下がる傾向があり
その辺が業務用との整合性をつけたいと思う。(その辺はまだ謎である)
ディスカバリーの焙煎と業務用の焙煎の違いは蒸気の量がまだうまくあっていない感じがする。
その辺をもう少し研究する余地がありそうである。