まずは認めよう



蒸気を分岐する装置・・・
いくつか作ってきたんですがこのスライドさせで蒸気を分岐させる装置が
ぼくてきには一番気に入っているんです。
蒸気を遠くから送ってくるとどうしても蒸気が遅れてしまうのです。
そこで蒸気を早めに持ってきて蒸気を外に捨てておく・・・
時間になったら蒸気を焙煎機にいっ葉に送り込む・・・
動きとしては完璧です。
そんでもってスムーズです。
 

なのに・・・
「前の装置の方が良かった・・・」とプロデューサーがいう・・
「前の装置で作った珈琲の方が香りが良かった」とプロデューサーが言う・・
前回の装置は蒸気のパイプが2本出ていてバイスプライヤーで挟むことによって蒸気を分岐させるというやっつけ仕事的な装置だったんです。
 

とりあえず・・・
言われたんで作り変えてディスカバリーで焙煎してみる・・
 

決まった時間でポイントを通過するし・・・
予定通りのタイミングではぜるし・・・
 

香りも確かに良い気がする・・・
 

グラフが合っていない・・・
ぼくがメカにうつつを抜かしている時にプロデューサーはグラフを真剣にみていた・・
ぼくが誤差ぐらいにしか考えていなかったことを真剣に考えていた・・
 

その結果・・蒸気の特性をぼくよりも良く理解していた・・・
過熱水蒸気は、ざっくりではなく正確に入れることができるほと価値がでる・・・

 
もう少しグラフを真剣に読むようにせねばプロデューサーと焙煎の話が出来ない。
ちょっと敗北感を感じました。

 
とりあえず・・・
グラフの中からプロデューサーをうならせるものをみつけてやる・・・
(ちょっと負けず嫌い・・・)

 
焙煎って・・・やっぱり終わりがありそうもない・・・

 
そんなことを感じた一日でした。

 
Evernote Camera Roll 20141203 005933