本焙煎を終えて



こんばんは。。
 

本日は、本焙煎の放送時間を変更して、大変、申し訳ございませんでした。
 
その本焙煎のハワイコナですが、試飲したところ、現時点では、酸味と甘さを感じる珈琲になってました。
ただ、経時変化もありますので、本焙煎情報は、明日以降にアップ致します。
 
前回のハワイコナは甘さを強調するよう焙煎しました。今回の焙煎のテーマは、酸味を伴った甘さでした。
テスト焙煎では、焙煎方法を変えてみましたが、焙煎方法の変更が悪い結果になり、焙煎方法は変えずに酸味を
出そうとギリギリまで考えていました。
その結果、予熱を見直し、甘さが感じられる終了温度193.5℃〜とデータから分析して望んだ焙煎です。
勿論、DISCOVERYでテスト焙煎した色見本(焙煎終了温度:216℃)と照らし合わせながら終了を見極めていました。
本体温度:192.3℃で焙煎担当:中川から色があったから落とすと言われましたが、193.5℃を待つように指示。
結果、194.2℃(193.5℃から8秒後)で焙煎を終えました。
 
色見本とデータで解析した終了ポイントは違った訳ですが、明るい酸味が感じられ、甘さも感じられる珈琲でした。
今回ほど、データに基づく焙煎が焙煎士の経験にプラスされることで、作り出そうとする香味に確実に近づけることが
出来ると確信したことはありません。
 

焙煎の予熱中、10月以降の商品の宣伝をしつつ、今後の当店の展開をダラダラとお話しました。
今後の展開について、まとめると。。。
 

1年目は、生豆が持つ個性をお客様が分かりやすく香味で確認頂けるよう、生豆の持ち味を引き出すことに
努めてまいりました。
9月SuperbのブルンジセットでCup Of Excellenceの全開催国をご紹介することが出来ました。
2年目は、焙煎が作り出す香味や焙煎機による味の違い等、焙煎に拘っている当店だからこそ、
焙煎の奥深さや面白さをお伝えできるよう、様々な形で焙煎に特化した魅力ある商品作りに努めていこうと
考えています。
 

1周年記念企画の熱風式焙煎と直火式焙煎のセット
豚釜焙煎の商品化
1本焼き焙煎の挑戦
 

など、アイデアは放送中にお話しました。お楽しみに。。。