こんにちは。。
200g焙煎にこんなに苦戦するとは思っていませんでした。
今日は、雨も上がり、久しぶりの天気で暑さが戻ってきましたね。
昨日のブレンドの続きです。
3回目、ブルーマウンテン:80%、ゲイシャ:20%
冷めるとゲイシャらしさが感じられます。冷めても美味しい。
ゲイシャは量が少なくなっても個性が強いですね。
1回目のブルーマウンテン:50%、ゲイシャ:50%よりゲイシャの香味は穏やかで飲みやすいです。
一般的にはこちらの方が好まれると思われます。
ゲイシャがお好きな方は、ハーフ&ハーフの方をお薦めします。
このブレンド作りのキッカケは、ブルーマウンテンに2〜3%のゲイシャが含まれていると聞いたことにあります。
先月、東京の3時間限定ショップへブルーマウンテンを販売しました。
その際、気になっていたので、焙煎豆からゲイシャと思しき豆をピックアップしておきました。
入念にチェックして、約3kgから7gを取っておいたのです。
写真がブルーマウンテンから取り出したゲイシャと思しき豆。
ゲイシャの特徴である、「細長く大粒」の物をセレクトしました。
このブルーマウンテンは、非常に大粒だったので、ゲイシャと判別するのは少々難儀でした。
折角なので、今回のブレンドに使ったゲイシャと比較して、カッピングしてみました。
まずは、形状から検証。。
写真の左がブルーマウンテン、右がハートマン・タイガー・ゲイシャです。
非常によく似ています。まぁ、ゲイシャに似た豆を選んだ訳ですから、当然なんですけど。。。
次にカッピング。
ドライでは、焙煎担当:中川は酸味の香が似ていると評価してましたが、明確な判別はつきませんでした。
というのも、このブルーマウンテンは甘さを引き出すため、2ハゼ直前まで焙煎してます。
ドライから所謂、焙煎臭が強く、他の香を曇らせていました。
また、焙煎がゲイシャより深いですので、フレーバーが弱くなってもいます。
写真:左 ブルーマウンテン、右 ゲイシャ
カッピングで判別は期待できないなと思いつつ、湯を注しました。
写真:左 ブルーマウンテン、右 ゲイシャ
湯を注した直後、ゲイシャらしい柑橘系の香が微かにしたように感じました。
湯を注してから4分間待つのですが、時間が経つと感じなかったり、また、感じたりの繰り返しでした。
僅かな可能性があるかもなどと思いながらブレイク
写真:左 ブルーマウンテン、右 ゲイシャ
香ほど、ゲイシャを感じることは出来ませんでした。
ゲイシャは、冷めると特徴が分かりやすくなるので、完全に冷めるのを待つことになりました。
1時間44分後
冷めた珈琲は、ゲイシャはゲイシャらしさが増し、ブルーマウンテンは苦味が増して、
かけ離れてしまったようにも感じます。
ですが、鼻に抜ける紅茶フレーバーの香はどことなく、似ているようにも感じます。
贔屓目ですね。きっと・・
ということで、今回は豆の形状については似ているが、ブルーマウンテンにゲイシャが含まれているかは
結論付けずに終わりたいと思います。
12月にブルーマウンテンを販売しますので、その時に検証出来たら、再チャレンジしたいと思います。