予熱は蓄熱で加熱に使うのです。
余熱ではないのです(実際には余熱でもある)
釜にどれだけ熱をためてガスの熱と合わせて豆に熱を加える。
その予熱とガスの合計で焙煎の火力なのである。
一回目の焙煎では、釜の温度=気温からスタートなので考えやすい。
2回目からの焙煎ではどうするのか・・・
予熱の測定方法が非常に難しいのである。
焙煎終了から何分後ならばどの程度熱を蓄えているか・・
次に投入温度を何度に設定すれば予熱がどれぐらいに増やせるか・・・
2回目以降で同じ条件をつくるのはインターバルの時間を決めたら投入温度の上下て対応するぐらいしか方法がないのである。
そのへんをうまい具合に持ってきてハゼのタイミングが合ってくれば
そのインターバルと投入温度がいいところにきたと判断できるのである。
ほとんどその神の領域を環では狙うのである。
めちゃめちゃ大変である。
特に直火式焙煎機でやるんでとんでもなく大変です。