UStream放送:週刊フレーバー「本家に学ぶ松屋式」

10/29(水)21:00から放送された週刊フレーバーは、松屋コーヒー会長の松下和義氏をゲストに迎えて、松屋式ドリップを実演して頂きました。

 

ペーパー1つとっても、長年の経験と豊富な知識が溢れだすお話は、もっといろいろなお話が聞きたくなるくらい聞き手の心を魅了するもので、
あっという間に番組が終了しました。

 

会長の淹れる松屋式ドリップのポイントをまとめてみました。
丸みがある、柔らかい優しい珈琲を淹れてみたい方にお薦めです。

 

会長の松屋式ドリップのポイント

①粉は、普通挽きより粗挽きにする

 

②粉は、ペーパーに沿って均一の厚さで、かつ、粉の高さが均等になるよう、ふわっと深い穴を掘る

スプーンを使って、ふわっと粉を広げます。決して、粉をペーパーに押し付けないようにします。

 

③最初の注湯は、湯口を粉から30cm程の高さから気持ち太めの湯を注す。

高さと湯の太さの勢いで中心の粉の中に湯を差し込むようなイメージで注します。

最初の注湯が終わった段階で、5杯だしの場合、ドリップサーバーに落ちたコーヒー液が、約80〜100cc程度ならば、良い状態です。

粉の中の温度は、75℃くらいになります。

②・③は、出来る限り少ない湯で効率良く粉全体に湯を浸透させるテクニックです。

 

④蒸らし後の注湯は、90〜95℃の湯で、湯口30cmの高さから湯温を落とすように出来る限り細い湯で抽出する。

この方法ですと、抽出中の粉の中の温度は、70〜75℃くらいになります。この湯温が、まろやかな珈琲に仕上げる秘訣です。

 

番組をお見逃しの方、もう1度観たい方、YouTubeでご覧いただけます。