5月特別企画ナチュラルセットの豆が決定しました。




こんにちは。。桜は満開。春ですね。
 
3/31、5月特別企画のナチュラルに使用する豆を決定するため、3サンプルをテスト焙煎しました。。
 
エチオピア・イルガチェフェ・ナチュラルG1、イルガチェフェ・コチャレ・ナチュラルG1、タンザニア・スイートナチュラル。
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※左:イルガチェフェ・ナチュラルG1、中:イルガチェフェ・コチャレ・ナチュラル、右:タンザニア・スイートナチュラル
 

エチオピア・イルガチェフェ・ナチュラルは、ボツにしたイルガチェフェとは別の物。
そのイルガチェフェG1は、ボツにした物より上品であるが、ナチュラルのフレーバーはやはり野性味をおびていました。
 

コチャレは、同じイルガチェフェ地区でありながら、明確にフレーバーが異なりました。
深煎りにしても消えることはないであろうと思える程、フレーバーは強く、気品がありました。
 

タンザニア・スイートナチュラルは、昨年のSCAJのイベントでタンザニアのナチュラルが美味しかったので
取り寄せた商品。このタンザニアでテスト焙煎は2商品目。
これは、ナチュラルと言うよりハニー精製の珈琲に近いテイスト。
ナチュラルの中でも発酵臭やナチュラルフレーバーは軽め。焙煎後のチャフは黒くなり、豆が焦げやすい。
綺麗な味わいであるが、中深煎り以上にするとフレーバーは消えそうである。
虫食い、未成熟豆の欠点豆が非常に多く、品質は高いとは言えない。
生産技術力はまだまだで、今後の向上を期待したい。
 

セットにするグアテマラ・ナチュラル・プンダはナチュラル特有の甘い芳醇な香とフレーバーが強く、野性的な味わいです。
対照的なフレーバーをセットにしたかったため、イルガチェフェ・コチャレ・ナチュラルを採用することにしました。
イルガチェフェ・コチャレ・ナチュラルならば、気品があり、かつ、フレーバーが強いので、プンダと焙煎度合いを
あわせ、やや深煎りよりに焙煎して提供すれば、飲み比べとして面白いと思います。

 
前々から「イルガチェフェ」の正しい呼び方は何?っと思ってました。
イルガチェフ、イリガチェフェ、イルガチェフィと人によって様々。。
コチャレもコチェレと呼ばれることがあります。
 
そこで、当店では、仕入れた生豆の商品名をそのまま使うことにしました。
 

ということで、今回のセット内容は
 

グアテマラ・ナチュラル・プンダ 100gとイリガチェフェ・コチャレ・ナチュラル 100g
 

となります。
どんな珈琲なるか、楽しみにしていてください。