7月Superb ルワンダセット200g(COE2013 Rwatano CWS 100g、COE2014 Duhuzimbaraga CWS 100g)

Rwanda

7月Superb ルワンダセット200g(COE2013 Rwatano CWS 100g、COE2014 Duhuzimbaraga CWS 100g)

販売価格(税込)
¥4,200
在庫状態 : 廃盤




セット内容:COE2013 Rwatano CWS 100g、COE2014 Duhuzimbaraga CWS 100g

 

テスト焙煎・カッピング情報本焙煎情報

 

写真はサンプルです。

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「成長著しいルワンダ」

ルワンダは、西にコンゴ民主共和国、北にウガンダ、東にタンザニア、南にブルンジと国境を接する中央アフリカの国です。
国土は日本の四国と同程度という大変小さな国です。
 

ベルギーの植民地であったルワンダは、独立後、一時は経済発展をみせるものの、内戦により経済は低迷し、政治的にも混乱時期に入ります。
内戦終結後、世界中に避難していたルワンダ人(ディアスポラ)が帰還して、世界で学んだ知識、技術を農業、観光産業、不動産に
取り込みます。投資も入って、目覚しく急成長しています。この現象を指して「アフリカの奇跡」と呼ばれています。
 
コーヒー栽培においても成長はうかがえます。
植民地時代、各農家に70本の木の栽培を義務付けたことが始まりです。現在でも大規模農家はなく、小規模農家で栽培されています。
植民地時代、オーナーであった白人の見よう見まねで始めたコーヒー栽培です。現地の人たちは栽培方法を知らなかったのです。
ルワンダでは珈琲を飲む習慣はなく、主な飲み物は紅茶です。生産者が飲まなければ、コーヒーの品質が向上する訳もありません。
ですが、内戦終結後、海外からの資金や技術の流入により、2008年、アフリカ大陸初のCup Of Excellence(以下、COE)が
開かれるまでになりました。
 
COE開催前の2006年から始めた「ルワンダ・カッピング・コンテスト」が世界中のコーヒー関係者に評価を受け、2008年にCOEを開催
したことで高品質産地として注目を集めたルワンダですが、当店が取り扱いを決めた理由は別にあります。
数年前、ルワンダのCOE上位入賞ロットをカッピングした時には、とても高品質とは呼べず、カップのクリーンさも乏しく、
個人的には技術が発展途上であるという印象でした。しばらくは、商品としての取り扱いを見合わせようと思っていました。
しかし、昨年、ルワンダのカップをした際、雑味がなく、非常にクリーンになっていたことが確認できたことがキッカケで取り扱うことにしたのです。
 

アフリカで行われるCOEは中南米のCOEとは少し違います。
ルワンダでは小規模農家が栽培しており、1農家の年間生産量は、生豆にして正袋2袋分程度です。
ですから、ルワンダでは、小規模農家がWashing Station(生産処理場。以下,CWS)に持ち寄ってブランドとして出荷され、
CWS単位でCOEが開催されます。
 

本商品は、2013年度と2014年度のCOE受賞ロットをセットにしました。
ルワンダのトップクオリティ商品です。日本ではまだ馴染みが薄いルワンダの香味をご確認くださいませ。
 
ポテト臭について
ルワンダやブルンジの珈琲で懸念されているポテト臭。
珈琲から生のジャガイモを切った時にする香がすることから「ポテト臭」と言われています。
ポテト臭については、害虫が原因と言う説がありますが、明確な原因が解明されていません。
ポテト臭がする珈琲を飲んでも人体に害を与えることはありません。
ただ、この青くさい香りがしますと珈琲本来の香味を阻害してしまい、豆が持つフレーバーをお楽しみ頂けません。
COEではポテト臭がするコーヒーは除外され、審査の対象外になりますので、COE受賞ロットにポテト臭を引き起こす生豆が混入する確率は極めて少ないです。
しかし、COEもロットの一部を審査するため、1ロットに1,2粒混入する可能性もあります。
ポテト臭の豆は、生豆でも焙煎豆でも見た目で他の豆と変わりがないため、判断が付かず、ハンドピックで取り除くことができません。
粉でご購入される場合は、香りを確認して出荷致します。
豆のままでご購入される場合は、万が一に備え、20%程増量して出荷致します。
ミルで挽いた際、ポテト臭がするようでしたら、お手数をお掛け致しますが、その粉を除外してご利用くださいませ。
 

COE2013 Rwatano CWS(ルワタノ ウォッシングステーション)
順位  :11(b)位 (Score 86.63)
生産国 :ルワンダ
エリア :南部県 Gisagara
農協名 :KAGAME農協
生産者 :Gisagara, Southern
標高  :1819m
品種  :ブルボン
生産処理:フリーウォッシュド
カッピングプロファイル:
Aroma/Flavor:ピーチ、グレープフルーツ、クランベリー、キウイ、夕張メロン、ハニー、ジャスミン、ジンジャー、ナツメグ
Acidity:クリスプ、スパークリング、クリア
Other:ジューシーアフターテイスト、クリーミー、フローラル
 
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ドライの香りはブランシュガーのように甘い香りが心地良いです。
天津甘栗のような柔らかくスパイスがかった甘みが印象的です。
爽やかな酸味は控えめです。喉越しは円やかで触感がシルキー。
どちらかと言えば、甘味を楽しむ珈琲です。
 
COE2014 Duhuzimbaraga CWS(ドゥフジンバラガ ウォッシングステーション)
順位  :18位 (Score 86.44)
生産国 :ルワンダ
エリア :西部ニヤマシュク地区カランビ
農協名 :COOCAN農協
生産者 :セモンド・ジョラン(代表者)
標高  :1700~2100m
品種  :ブルボン、ティピカ
生産処理:フリーウォッシュド
カッピングプロファイル:フローラル、レーズン、メイプル、洋ナシ、ライム、シロッピー
 
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ドライの香りは、果実感があふれるドライアプリコットのような甘さと酸味を伴った香がジューシーです。
洋ナシのようなさらりとした甘味の後、ライムのような酸味は決して強くはなく、さわやかです。
喉越しは軽やかでキレがあり、スムース。
どことなくフローラルさも感じる上品な珈琲です。
 

※テスト焙煎、カッピングの模様などは、随時、情報を公開していきます。

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