インドネシア生豆ハンドピック情報




インドネシアセットの生豆をハンドピックしました。
本焙煎時には、さらにもう1回の計2回ハンドピックした豆を使用する予定です。

近年、インドネシアの珈琲はクリーンさを増し、洗練されたフレーバーになってきて、生産・精製工程の変化が感じられるのですが、
以下のとおり、ロットによっては、欠点豆がやや多かったり、サイズが不揃いだったりもします。
そのため、当初、インドネシアの豆を取り扱う予定はありませんでした。

今回の販売以降は、しばらくインドネシアの豆は、見合わせる予定です。

 

ブルーバタック・マンデリン
珈琲の味に致命的な影響を与える欠点豆(虫食い豆、発酵豆、黒豆等)は少なかったです。
ただ、今回のロットは、小粒の豆、痩せて薄い豆、ピーベリー、色の薄い豆が多かったです。
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左:欠点豆 右:良品

通常、珈琲の味に影響を与える欠点豆として、約10%ちょっとをピックしました。
更に、色・形・サイズ等の点で、約10%ちょっとを欠点としました。
結構、厳しく取ってしまったかなと個人的には思っています。

こちらは、テスト分のみをハンドピックしました。
本焙煎用には、まず、焙煎担当:中川がハンドピックし、その後、私がハンドピックを行います。

 

TimTim
粒が大きく、濃い青色、新茶のような香が印象的な生豆です。
こちらは、致命的な影響を与える欠点豆の混入が多かったです。
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左:欠点豆 右:良品

通常、珈琲の味に影響を与える欠点豆として、約8%をピックしました。
更に、色・形・サイズ等の点で、約7%を欠点としました。
大粒で色が濃かったこともあり、ハンドピックが甘くなってしまったと思ってます。

こちらは、本焙煎用も含め、全量をハンドピックしましたが、致命的な欠点が多かったため、
見落としていることも考慮して、本焙煎前にもう1度ハンドピックします。



この豆がお客様に届くかと思うとハンドピックにも力が入ります。
そして、いつも感じることですが、少し淀んだ緑色の生豆が、ハンドピック後、綺麗な緑一面の生豆になると、
ちょっと珈琲が美味しくなるような予感がして、爽快な気持ちになります。

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左:ブルーバタック 右:TimTim

こちらからお買い求め頂けます。11月Superb インドネシアセット200g