12月TopNotch 15個限定 ジャマイカ クライスデール2014 ブルーマウンテンNo.1 200g

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12月TopNotch 15個限定 ジャマイカ クライスデール2014 ブルーマウンテンNo.1 200g

販売価格(税込)
¥14,000
在庫状態 : 廃盤



内容量:ジャマイカ クライスデール2014 ブルーマウンテンNo.1 200g
 

3月のテスト焙煎・カッピング情報本商品のテスト焙煎・試飲情報本商品の本焙煎情報

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予約販売のみ、商品名を刻んだキャニスターでご提供致します。
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生産国 :ジャマイカ
エリア :セントアンドリュー教区
標高  :1563m
品種  :ティピカ
生産処理:セミウォッシュド
カッピング評価:フローラル、ナッツ、バニラ
 
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「香味の再現性」

当店は、月替わりで珈琲を販売してきました。
これまで同じ珈琲であっても、焙煎を変え、1つとして同じ珈琲はございませんでした。
 
ですが、3月TopNotchとして販売したこのブルーマウンテンは、焙煎度合を同じにして、香味を再現することに初めて挑戦します。
 
というのも、このブルーマウンテンは、3月TopNotchで販売した焙煎度合が最も美味しいポイントだからです。
ブルーマウンテンやハワイコナは、酸味や香りを楽しむため、比較的、浅めの焙煎で仕上げるのが一般的のようです。
しかし、このブルーマウンテンは、浅めに焙煎するとナッツのフレーバーとグレープフルーツのような酸味の相性が良く感じません。
2014年産ブルーマウンテンは、深煎りになる直前まで焙煎の延ばし、甘さを出すと一際、この珈琲の底力が光る香味になります。
 
以下、3月TopNotchの商品説明でもご紹介したとおり、ジャマイカ・ブルーマウンテンの生産量は激減しております。
加えて、次のような情報もあります。
 
日本コーヒー文化学会ニュース第67号から抜粋
 
「ジャマイカ産コーヒー生豆の日本輸出量は、2000年代の平均約1000tから2010年以降5年間の平均は約500tに半減した。
また、今年2015年は、通年で170tとさらに減少することが予測されている。」
 
「ジャマイカ産コーヒーの今年度収穫見込みは約510t。このうち輸出グレードは255t程度。
しかし主産地メイビスバンクの周辺で山火事が発生するなど、予断は許さない。」
 
ジャマイカコーヒー輸出協会(JCEA)は「2020年・約1200t」の増産プランを発表しておりますが、
まだまだ明るい陽射しがさすまでには時間がかかりそうです。
 
先日、2015年度産ブルーマウンテンNo.1をテスト焙煎しましたが、やはり生産現場の厳しい状況は生豆にも現れており、
2014年度産よりやや小粒揃いになっていました。
ただ、香味は綺麗な酸味と香りが出ておりましたので、こちらは、浅めの焙煎が相応しいと思われました。
詳細は、以下を参照ください。

【2015ブルーマウンテンNo.1のテスト焙煎】【2015ブルーマウンテンNo.1試飲】


※2015年度産ブルーマウンテンNo.1については、テスト焙煎はしましたが、入荷は、今のところ、未定です。
今年度のブルーマウンテンNo.1は、今回が最後の販売となる可能性があります。予め、ご了承ください。

 
このような状況のジャマイカ・ブルーマウンテンです。2015年度産は、価格も高騰することが見込まれます。
生産量が激減、価格高騰が見込まれる中、2014年度産最後のブルーマウンテンNo.1は、最も美味しい焙煎ポイントを
再現してご提供することにしました。
 
2014年度産は、酸味よりも甘さとコクを楽しむ珈琲です。
ブルーマウンテンNo.1のまろっとして触感と珈琲として上質なコクが広く好まれていることを実感してくださいませ。
 

【3月TopNotch商品説明】

「ブルーマウンテンの極致」

高級珈琲の代名詞として広く知られるブルーマウンテン。
英国皇室御用達の珈琲というプロモーションは見事にブルーマウンテンをブランド化し、今なお、高級珈琲として定着しています。
いくらブランドイメージがあったとしても、長きに渡り日本でこよなく愛され続けるには理由があるのです。
 

2年前の今頃になりますが、環を開こうとフレーバーコーヒーでテスト焙煎を始めました。
最初に現時点の焙煎がどの程度であるか現状を把握して改善点を洗い出すために、
高級として扱われている生豆を取り寄せ、テスト焙煎をしました。
同時に他店の同じ銘柄の珈琲を取寄せ、味を比較してみました。
その中にはブルーマウンテンNo.1もありました。
 

それまでのブルーマウンテンの印象は酸味・甘味・苦味のバランスが取れた飲みやすい珈琲でした。
明確な特徴がないのが特徴とも思っていました。
当店がテスト焙煎したブルーマウンテンNo.1は、これまでのブルーマウンテンの印象そのものでしたが、
取寄せた珈琲は違っていました。
優しい酸味、柔らかな甘味は上質かつ華やかで、まろっとした触感は蜂蜜が舌にまとわりつくようでした。
上品に輝くフレーバーは、カリブの宝石と言われるのも納得する珈琲でした。
 
ブルーマウンテンの輸出規格では、ブルーマウンテンNo.1が最高グレードです。
その最高グレードの中にも品質に差があることを知りました。
 
ジャマイカは、2012年10月のハリケーン「サンディ」による被害に続き、2013年さび病が流行して追い打ちをかけ被害は拡大しました。
その結果、現在、生産量が激減して生豆の価格は高騰しています。
2014年は大手商社でも取り扱いが休止するほど品薄状態となりました。
幼木を植えてもコーヒーの実が収穫できるまで3~4年はかかるため、再生できるとしても、まだまだ時間がかかる見通しです。
 

そんな大変稀少なブルーマウンテンを入手することができました。
ブルーマウンテン地区の中でも良質な産地で知られるクライスデールのブルーマウンテンNo.1です。
 
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写真のサンプルローストは、1ハゼが終了したことを確認してから煎り止めした物です。
ヘーゼルナッツを想わせる香りは芳ばしく、キャラメルのような甘味が広がります。
まろっとした触感がベールのように舌を覆います。
冷めてくるとグレープフルーツのような爽やかな酸味が増してきます。
 

当店は、単なるブルーマウンテンNo.1であれば取り扱いません。
ブルーマウンテンの極致とも言えるこの珈琲で、ブルーマウンテンが愛され続ける理由を実感ください。
 

 

※テスト焙煎、カッピングの模様などは、随時、情報を公開していきます。

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