Drip$ de ドリップバックの蒸らし時間を3分に短縮できるか?

こんにちは。。
 

病院から帰ってきまして、溜まっているまとめの連投です。。
 

先日、「環のたしなみ―Drip$のドリップバッグレシピ 蒸らしを3分に短縮出来るか検証」を配信しました。。

 

というのも、Drip$のドリップバックレシピは完成して美味しく珈琲を淹れられるようになりましたが、
何とか蒸らし時間:5分を短縮できないかと考えていたからです。
 

完成したDrip$のドリップバックレシピは、最初の注湯で珈琲が20cc抽出することで、
粉全体に充分、湯を行き渡らせます。
これまでと違い、粉にはしっかり湯がかかり、炭酸ガスが抜けやすい環境が整いました。
ある程度、鮮度保持剤で炭酸ガスを抜けば、蒸らし時間を短縮しても、
成分はしっかりと抽出することが出来、濃度も確保できるのではないかと考えた訳です。
 

鮮度保持剤を7時間入れて炭酸ガスを抜いた珈琲、
ドリップバックにし、鮮度保持剤とともに包装して2週間以上経過した珈琲(完全に炭酸ガスが抜けていると思われます。)を使って、
 

①鮮度保持剤を7時間入れて炭酸ガスを抜いた珈琲を蒸らし時間:3分
②2週間以上経過した珈琲を蒸らし時間:3分
③2週間以上経過した珈琲を蒸らし時間:5分
 

と、蒸らし時間を変えて淹れてみました。
 

結果から申しますと、「珈琲粉:10gで120cc抽出に関しては、蒸らし時間は5分(短縮できない)」ということ。
 

①では、最初の注湯で粉に炭酸ガスが残っているせいか、粉に湯が浸透せず(粉が保水せず)、
20cc抽出後、珈琲液が落ち続け、珈琲液は30ccを超えました。
その抽出液も見るからに薄く、出来上がった珈琲も濃度が薄く成分が溶けきっていない状態でした。
 

②、③では、抽出時の様子に違いはなく、最初の注湯で完全に落ち切った珈琲液は、22~23cc程度で珈琲液は濃い。
①より緩やかで安定感がある抽出でした。
②、③の濃度もほぼ違いが感じられない濃さでした。
 

しかし、香味は明らかに違いました。
②は、苦味だけが抽出されたかのような単調な香味です。
③は、苦味だけでなく、甘味、コクが加わり、奥行きがある香味です。
 

完全に炭酸ガスが抜けていると思われる珈琲でも成分を十分に抽出するには、
蒸らし:5分が必要であることが分かりました。
 

ということで、珈琲粉:10gのドリップバックについては、蒸らし時間:5分のままにし、
蒸らし時間は短縮しないこととなりました。
 

但し、やはり蒸らし時間を短くすることはより快適で便利になるので、
これからも取り組んでいきたい課題です。
 

珈琲粉の量を増量するなど、別の方法で蒸らし時間を短縮できるよう、
改良していきたいと思います。
 

こんな風に結果が出ない配信もございますが、どうぞ、宜しくお願い申し上げます。
 

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