月別アーカイブ: 2015年12月

12/30（水）、1月TopNotch　エスメラルダ・ゲイシャ2015 Lino Naturalの本焙煎の模様をUStream放送しました。
本焙煎の模様は、YouTubeでご覧いただけます。

環焙煎風景・エスメラルダ２０１５　リノナチュラル

 
 
本焙煎の結果は、次の通りです。
 

焙煎担当のコメント

12/28（月）、29（火）、1月Superb　コロンビアセットの本焙煎の模様をUStream放送しました。
本焙煎の模様は、YouTubeでご覧いただけます。

環焙煎風景・コロンビアＣＯＥ２０１４　コルティナ・デ・ヒエーロ

環焙煎風景・コロンビアｃｏｅ2015・ゴロンドリーナ

 
本焙煎の結果は、次の通りです。
 

焙煎担当のコメント

2015/12/30

本日は火曜日でして・・・
本来ならばお休みなんです。

しかし・・・本日は営業なのです。
毎年最終の火曜日だけは営業しているのです。

昔は後半の２回の火曜日を営業していたのです。
しかし、やってみると思いのほか・・・ヒマ

てなわけで最終の火曜日だけの営業が残ったというわけです。
なぜ最後の火曜日だけは営業せねばならないのか・・・

それは年末のお休みの看板に理由があります。

「１日から４日までお休みです。
年内は休まず営業します」

当然・・・早めにお休みの告知板を出したいのです。
しかし、年内休まず営業中が問題になります。

そこで考えたのが第３火曜日ぐらいまで休んでおいて・・・・
その次の日にその看板を出すという方式・・・

そうすれは年内休まず営業中が嘘ではなくなります。
そして、ある程度の人たちに告知できます。

そこまではよかった・・・
しかし、今回５日が火曜日なのです。

4日まで正月休みで5日は定休日という解釈もできますが・・・
4日までと書いてあるわけですら５日に休んだら嘘となります。

そんなわけで・・・今回は５日からの営業となります。

12/26～12/27、1月TopNotchのエスメラルダ・ゲイシャ2015 Lino Naturalをテスト焙煎をしました。
昨年のエスメラルダ・ゲイシャ煎り止ポイントである焙煎終了温度：214℃を軸に、投入量を370gに減らし、
焙煎終了温度：213℃、214℃、投入量を360gに減らし、焙煎終了温度：214℃の3種類をテスト焙煎しました。
12/28、松屋式による試飲を行いました。

松屋式による試飲
ナチュラルの甘い芳醇な香とゲイシャ・フレーバーのバランスが最重要課題でした。
2014年度産は、焙煎終了時間：15分を境にゲイシャ・フレーバーは減少していましたが、
2015年度産は、焙煎終了時間：14分30秒を境に減少します。
ナチュラルの甘い芳醇な香は、焙煎度合いが浅い程、強くなります。
この香が強いとゲイシャ・フレーバーが感じづらくなるため、バランスが必要です。
焙煎終了温度：213℃では、ナチュラルの香りが強く、珈琲の濃さも薄いため、
果実感が強いジュースのような珈琲にはなりますが、ゲイシャらしいTeaフレーバーは影を潜めます。
ナチュラルの香は非常に強いため、焙煎終了温度：214℃以上で終了が最適です。
 
このテスト焙煎の課題「ナチュラルの甘い芳醇な香とゲイシャ・フレーバーのバランス」は、
焙煎を14分30秒以内に温度：214℃で終了することがベスト・ポイントと結論が出来ました。
 
ベスト・ポイントで焙煎したゲイシャ・ナチュラルは、ハイビスカスティーのようで華やかの極みです。
ベルガモットのアロマオイルを放ったかのように甘酸っぱい香が一瞬にして拡がります。
雑味など微塵も感じないクリアな液体は、冷めるとTeaテイストが増し、ナチュラル香が
円熟して、ブランデーティー。
珈琲を超越したゲイシャ。「これは、もうハーブティーだ」というのが、率直な感想です。
 

焙煎終了温度：213℃は、ナチュラルの甘い香は強いが、珈琲の濃さは薄く、香味が単調。
ナチュラル香が強い分、ゲイシャフレーバーがやや弱く感じる。
 
焙煎終了温度：214℃［370g］は、最もゲイシャらしい香が弱い。但し、冷めてくると
ゲイシャ・フレーバーが増してきて、この生豆のポテンシャルが高いことが分かる。
若干の渋味が苦味にも感じる。
 
焙煎終了温度：214℃［360g］は、最もゲイシャらしい香が強く、液体から甘味を感じる。
ナチュラル香とゲイシャ・フレーバーのバランスが良く。余韻も長く、心地良い。
 

テスト焙煎
水分量：9.6％

焙煎担当のコメント

代表のグラフを読み解く力はやっぱりすごいです。
ぼくなんか今まで、排熱のグラフがなんで豆によって違うのだろうと思いながらなんにも考えてきませんでした。

排熱と過熱水蒸気の関連性は薄々感じていましたが・・・・
水分量と排熱の関係をグラフから読み解くとは・・・

代表には脱帽です。

たぶん・・・
そのうち焙煎に関する論文を書きそうな勢いです。

負けないように勉強。勉強。