こんにちは。。
昨夜、「環のたしなみ―コロンビアワイニーの経時変化を検証」を配信しました。
※配信トラブルがあり、2本に分かれております。
【環のたしなみ―コロンビアワイニーの経時変化を検証1】
【環のたしなみ―コロンビアワイニーの経時変化を検証2】
先日、帰山人さんがカスカラティーを浸透させた「キューティーハニー」を試飲したんでが・・
ほんのりとした甘味がハニー精製と間違える程でビックリしました。。
しかし、その配信を観ていた帰山人さんが言うには「商品化した直後はそんなに飲み易いものではなく、
カスカラを浸透させた豆の個性が強かった。時間が経ってカスカラ漬けの香味が和らいだのではないか？」
とのこと。。
そんなことがあった後、コロンビアワイニーのドリップバッグが冷凍庫で見つかりまして・・
ならば、コロンビアワイニーもワインの香味が和らいでいるかもしれないと思いまして、検証してみました。。
珈琲袋を開けると、珈琲の香りが強く、ワインの香りがほのかになっていました。。
ドリップバッグを作った直後は、珈琲の香りが感じられないくらいワインの香りが強かったので、ビックリしました。
お湯をかけても立ち昇る香りは、珈琲の香り。。
抽出後の一口目もコロンビアらしい珈琲の香味にワインの香りが時折、ほんのりとするくらいで穏やか。。
そして、赤ワインの香りが柔らかく戻ってきます。
ドリップバックを作った直後は、ワインそのもののだった香味を知っているだけに少し物足りなく感じましたが・・
ここから面白いのです。
珈琲の液体が冷めてくると、徐々にワインの香りが強くなってきます。。
エスメラルダ・ゲイシャが冷めると甘さが増して香味がジューシーに変化
します。
このように液体が冷めるにつれ、香味の変化することは、高品質な豆では、良く見られます。
それにも似た香味の変化が楽しめる。。
ワインの香味が強くなり、コロンビアの香味に何とも表現できない発酵による芳醇な甘味が加わり、
大袈裟に言えば、COEの上位入賞ロットにも引けを取らないのではないかと思うくらい。
決して、珈琲の香味を阻害することがない程度の赤ワインの香りだからこそ、香味に複雑さを与え、
珈琲として、例えようのない特質した香味になっています。
もし、コロンビアワイニーがお手元に残っているようでしたら、ワインの香味が和らいで飲み頃ですよ。。
こうなると、気になるのは、ワイン漬珈琲100%だったら、時間経過とともに珈琲の香味が強くなるのかということ。。
もしかすると、検証するかもしれません。。
期待せず、お楽しみに！！
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