月別アーカイブ: 2015年2月

2月商品の販売について

2015/2/23




季節の変わり目

こんばんは。。本日も暖かな日でしたね。
週末辺りにはまた寒くなるとか。。
 

そんな寒暖の差がある時には、今月のSuperb商品 グアテマラセットがお薦めです。
Guatemala
 
グアテマラCOE2013と2014の珈琲を
セットにした商品です。
寒い日にはCOE2013ラ・ピラ農園の気持ち深めの珈琲があいます。
煎りが少しだけ深い分、甘味が強く、存在感があるので、冷えた身体を芯から温めてくれるような
気持ちになれます。
 

そして、少し暖かな日は、COE2014パカマラル農園の少し軽めの珈琲で春の陽気のように明るい酸味を
楽しんでみてはいかがでしょうか?
 

今月の商品は、2/28まで販売してます。
残すところ、あと5日となりました。
お買い逃しのないように。。。
 


アイデアには呼び水が必要です




アイデアというものは誰でもでてくるものです。
才能なんかではありません。
ただし、アイデアの出し方を知らねばでてきません。
漠然と考えてもでてきません。
たった一つのキッカケがみつかると芋づる式に
どんどんアイデアがでてくるものです。
そして、アイデアが出始めたらとにかく止めないことです。
出尽くした感がでるまではどんどん出すことです。

そんな中でなんか使えるアイデアがあるもんです。
使えなかったとしても次になんかやるときに必ず役に立ちます。

ちなみに・・・
ぼくのブームが蒸気の量を測定する装置に関するアイデアです。

春の予感




ここ数日、暖かな日が続いてますね。
もう春なのかなと思ってしまいます。そして、私には辛い花粉症の季節に突入しそうな予感も。。
 

連日、3月Superb商品ホンジュラスのテスト焙煎をしています。
口当たりが優しい飲みやすい珈琲と思っていました。
ゲイシャのような特質するフレーバーはないですし、ズッシリとした重厚感がある珈琲でもないのですが、
飲み続けている内に、段々好きになってきました。
第1印象である程度、好みは判断出来ますが、こんな体験は初めてです。
爽やかな酸味は軽めで柔らかい甘味を引き立てて、飽きがこない。
飲み続けると丸みを帯びたコクと重すぎない適度なボディが珈琲に円やかさを与えていることが
ハッキリと分かるようになり、上質であることに気付きます。
 

ダウンジャケットをスプリングコートに衣替えするように、ちょっと軽めなのに存在感がある珈琲は、
日差しが暖かくなってきたことを実感できる春にピッタリの珈琲です。
 

そして、そんな珈琲には和菓子がよく合います。
今日はテスト焙煎の試飲をしながら、どんな和菓子が合うか、色々試していました。
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3月Superbホンジュラスセットにあう和菓子を近々、ご紹介したいと思います。
 

3月Superbホンジュラスセットは、春の陽気にあう珈琲です。
是非、お試しくださいませ。
 

3月Superbホンジュラスセット(2/28まで予約販売中です。)
Honduras

蒸気量計・・・試運転

2015/2/22



業務用焙煎機に蒸気量計を取り付けて初めて焙煎しました。
実際にまともに動くかを調べることがまず大切です。
そこからとどんな問題がありそれをどんな方法で修正していくか・・・
限られた時間の中でどこまで出来るか・・・
ちなみに・・今回作った蒸気量計はベルヌーイの定理を利用して蒸気の流れで
出来る差圧を測定するという装置なんです。
(今回は結構いい加減な作り・・・うまく動いたらきれいにつくる予定)

蒸気量計の問題点・・・
ドライな空気は結構簡単に測定できるんです。
しかし、蒸気は水滴になって細管をふさいだらアウトなんです。
いかに細管ふさがないように工夫するか・・・
ここがすべてなんです。
ここがクリアできれば蒸気の量を測定することは可能なんです。

今回の装置は細管に水がたまらないように糸をたらして排水するように工夫しました。これによって細管が完全に詰まって動かなくなることは防ぐことができました。

ドリップパック製造の秘密兵器

2015/2/21



先日、ドリップパックを4kg分作りまして、その話を聞いた珈琲屋さんのお仲間から、
ドリップパックの製造に役立つ秘密兵器を頂きました。
ドリップパック作りが楽になりそうです。
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ドリップパックのネット販売はございませんが、ご要望があれば個別に対応させていただきます。
ご気軽にご相談くださいませ。
お客様オリジナルのキャニスターを作って、お客様オリジナルの珈琲をドリップパックに詰めて、
プレゼントしてみませんか?
写真は、1杯用水出しパックに珈琲を詰めたものです。
1杯用水出しパックは水に浸せばアイス珈琲になりますし、お湯に浸せばホット珈琲になります。
これからの季節、オリジナルのアイス珈琲を作って贈るのも喜ばれそうです。
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蒸気の量をはかる難しさ



蒸気の量をはかるということは流速をはかると置き換えてもいいわけで・・・
その程度ならばなんとか装置ができるんですが・・・
蒸気の難しさは水に戻るということなんです。
水に戻ると細いパイプが詰まっちゃって差圧が測定できなくなります。
その水を抜くために糸を浸かってなんとか抜くように試したんですが・・・
まだ工夫が足りんようです。

ただし・・・
この部分を改造すれば蒸気の量を数値ができそうです。

たぶん・・・なんとかなる気がします。

2人目の職人

2015/2/20




焙煎担当:中川が25年の実績を持つ焙煎と焙煎機メカ職人ならば、当店には、もう1人、大事な職人がいます。
 
それは、サンドブラストとスクリーン印刷を担当してくれている彼。
当店は、生豆、焙煎、抽出器具からパッケージ、商品説明の紙や封筒に至るまで、すべて代表である私のこだわりを
形にしています。
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TopNotch商品のパッケージにガラス製キャニスターと桐箱を使用することは諦めきれず、業者を探し、
大きさ、形、色、デザインを決定し、必要な道具を手配して、試作品を作成するところまで一人で行い、
形にした物です。
 
最もこだわったのはキャニスター。
香を重視したかったため、キャニスターはガラス製にしたかったのです。
このキャニスターを手配することも大変だったのですが、そのお話はまた今度。。
そして、サンドブラストによるロゴ入れ。
こちらもサンドブラストをしてくれる業者はあるものの、予算オーバーになってしまうため、
自らサンドブラストすることにしたのです。
 
サンドブラストに必要な道具を揃え、試作品を作りました。
ただ、オープン間近になると焙煎やその他の準備で手がまわらなくなり、彼に手伝ってもらうことにしたのです。
 
定番のキャニスターを初め、12月特別企画のクリスマスブレンド特製キャニスターや1月特別企画のタイ語ロゴ入り
キャニスターの蓋を、細かな線まで見事に刻む巧みな技術で形にしてくれています。
手仕事ですが、これまで作ったキャニスターはどこへ出しても恥ずかしくない品質であり、品のある出来栄えです。
 
そんな彼が3月商品より予約販売限定で商品名をキャニスターに1つ1つ丁寧に刻みます。
この商品名入りキャニスターが増えるごとに当店の歴史が1つ増えることになります。
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ご予約者様、珈琲だけでなく、どんなキャニスターがお手元に届くか、そちらも是非、楽しみにしていてください。
 
以下の3月商品から予約販売限定で商品名がキャニスターに入ります。3月の予約販売は、2/28までです。
 
3月TopNotch ジャマイカ クライスデール2014 ブルーマウンテンNo.1
Jamaica
 
3月Superb ホンジュラスCOE2013 Moreno
HondurasCOE2013
 
3月Superb ホンジュラスCOE2014 El Milagrito
HondurasCOE2014
 

最近、思うこと。。

2015/2/19




非売品ですが、ドリップパックを作って、お渡しする機会が最近、ありました。
 
お渡しした方からは、大好評でお褒めの言葉を多数頂きました。
「こんなに美味しい珈琲は飲んだことがない。」
「この珈琲は売ってないの?どこで飲めるの?どこで売っているの?」
「開けた瞬間、フロアー中、珈琲の香が広がって、みんなから注目されたんです。」などなど。。
 
大変、有難く、嬉しい限りです。
ネット販売だけですと、お客様からダイレクトに評価・感想を聞く機会が少ないのです。
 
こんな時、いつも思うのは、いつかは実店舗で試飲して頂けたらということ。。
松屋式なら、もっとクリアな味で飲んでもらえるのにな〜とか。。
松屋式の良さを多くの人に知ってもらいたいな〜ということ。。
 
ドリップパックのネット販売は予定がございませんが、ドリップパックに限らず、珈琲に関することであれば何でも、
ご要望に応じて個別に対応させて頂きます。
ご気軽にご相談くださいませ。
 
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ビューーんといって後はこつこつ・・・



メカをつくる時って・・・・
とりあえずつくっちゃって・・・・
その後にちょっとづつ修正を加えていくことになります。
その修正を加える作業こそ装置の性能を変えるものとなります。
蒸気調整弁に関してはここまでやればバッチリというところまできています。

ちょっと気がかりなのは・・・
最初の蒸気を送り込むときには釜内が正圧っぽいんで蒸気の圧力が負けて
予定よりもはいっていないんじゃあないかという心配が・・

その辺に関しても改善を考えないとと思っています。

コツコツは・・・・
結局一生続くもんなのです。

何が違うか・・・

2015/2/18



焙煎なんて火力と排気と投入温度・・・
その3つの組み合わせでしかない。
人に焙煎を教える場合は、そんな感じで簡単であることを強調します。

自分の焙煎は、とても細かくで簡単ですなんてとてもいえない・・
そこまで焙煎を管理しなければいけないか・・・
研究できる状態なんで試してみたい。
ただそれだけです。
面白い発見がてきるかもしれない・・・
だから試すだけです。

単なる焼く作業でどこまでこだわれるか・・・・
ちょっと焙煎オタクっていわれそうでちょっとやばいかも・・